【この記事で分かること】

ダイソーのアルカリ電解水って、「100均なのに本当に汚れが落ちるの?」「pHが高いって聞くけど、家で使って大丈夫?」と気になりますよね。この記事では、アルカリ電解水がどうして汚れを落とせるのかという仕組みから、ダイソー製品の実際のpH、そして油汚れ・ヤニ・手垢・窓ガラス・壁紙・床のベタつき・エアコンの部品を使ったリアルな検証結果まで、分かりやすくまとめています。さらに、プロのエアコンクリーニング業者がどう使っているのか、逆に「ここには使っちゃダメ」という注意点もきちんと解説。この記事を読めば、ダイソーのアルカリ電解水が自分の家に合うかどうか、ちゃんと判断できるようになります

アルカリ電解水とは?(科学的定義)

アルカリ電解水とは、水(H₂O)または微量の電解質を含む水を電気分解することによって生成される、アルカリ性の水溶液を指します。電解の過程で陰極側において水酸化物イオン(OH⁻)が生じ、これが溶液中に多く存在することにより、pHは一般に9~12程度のアルカリ性を示します。主成分は水酸化物イオン(OH⁻)であり、油脂やたんぱく質汚れを分散・除去しやすい性質を持つため、洗浄や脱脂などの用途で利用されます。一方で、医療効果や健康効果が科学的に確立されているものではないため、用途に応じた適切な使用と安全への配慮が重要です。

【科学的定義1】アルカリ電解水とは水の電気分解で生成されるアルカリ性水溶液

アルカリ電解水とは、水に微量の電解質を加えて電気分解することで得られるアルカリ性の水溶液です。電気分解の過程で、水分子は酸素側と水素側に分かれ、アルカリ側では水酸化物イオン(OH⁻)が多く生成されます。このOH⁻が油脂や皮脂などの酸性汚れと反応し、石けん化や乳化を起こすことで汚れを浮かせて落としやすくするのが洗浄の仕組みです。界面活性剤や溶剤を含まないため、拭き取り後に成分が残りにくく、キッチンやテーブル周りなど食品に触れる場所でも比較的使いやすいとされています。ただし殺菌剤や漂白剤ではないため、細菌やカビを完全に除去する目的には適さず、あくまで「汚れを落とすための洗浄水」として正しく使うことが重要です。

【科学的定義2】アルカリ電解水の主成分は 水酸化物イオン(OH⁻)

アルカリ電解水の洗浄力の本質は、水中に多く含まれる**水酸化物イオン(OH⁻)**にあります。水を電気分解すると、水分子(H₂O)は水素イオン(H⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)に分かれ、アルカリ側にはOH⁻が多く集まります。このOH⁻は強い電子供与性を持ち、油汚れや皮脂を構成する脂肪酸と反応しやすい性質があります。その結果、脂肪酸は水に溶けやすい形に変化し(石けん化・乳化)、固着していた汚れが浮き上がります。つまりアルカリ電解水は「溶剤で溶かす」のではなく、「化学反応で汚れの性質を変えて落とす」洗浄水です。界面活性剤を含まなくても洗浄力が発揮されるのは、このOH⁻による反応が働いているためであり、これがアルカリ電解水が油や皮脂に強い理由です。

アルカリ電解水の洗浄原理

アルカリ電解水の洗浄原理は、溶液中に多く含まれる水酸化物イオン(OH⁻)の化学作用に基づいています。OH⁻は油脂に含まれる脂肪酸と反応して中和や鹸化を起こし、疎水性で水に溶けにくい汚れを、水中に分散しやすい状態へと変化させます。また、たんぱく質汚れに対しては構造を緩める作用があり、付着力を低下させます。これらの作用により、界面活性剤を用いなくても、汚れを浮かせて除去しやすくするのが特徴です。主に洗浄・脱脂用途で活用されております。

【洗浄原理1】中和反応(酸とアルカリが無害な水に戻る)


酸性の汚れ(H⁺だらけ) + アルカリ電解水(OH⁻だらけ)

酸性の汚れが中和化する!H₂O(水)
→ 刺激が消える

つまり

アルカリ電解水は、酸性汚れを「水」に戻して中和化する洗浄

【洗浄原理2】けん化反応(油汚れを水で流せる形に変える)

油汚れ(皮脂・調理油)は脂肪酸のかたまりです。アルカリはこれを水に溶ける石けん構造(水と油が混ざらない汚れを包み込み、水に溶けやすくして洗い流す仕組み)に変えます。

化学式(簡易)

油脂(脂肪酸エステル) + アルカリ(OH⁻)
      ↓
脂肪酸ナトリウム(=石けん) + グリセリン

もっと簡単に

ベタベタ油汚れ  + アルカリ(OH⁻)= 石けん構造に変化し水で汚れを浮かせて洗い流せる

   

ダイソーのアルカリ電解水の内容詳細

100均のダイソーで売られているアルカリ電解水を安心して使えるように表にまとめてみました。

項目ダイソー
品名住宅用洗剤
表示成分電解アルカリ水(水酸化ナトリウム0.18%)
pHpHは約12~13
液性弱〜中アルカリ性
内容量280ml
香料
界面活性剤

ダイソーのアルカリ電解水は、界面活性剤や香料を含まない「電解処理されたアルカリ性の水」です。主な洗浄力の源は、水中に増えた水酸化物イオン(OH⁻)で、油脂や皮脂を化学的に分解しやすくする働きがあります。ただし漂白剤や除菌剤ではないため、細菌やカビを殺菌する目的ではなく、あくまで汚れを浮かせて落とす「洗浄用」として使う製品です。家庭の軽い油汚れや皮脂汚れに適していますが、業務用の強力な洗剤とは性質が異なります。

【ダイソーのアルカリ電解水の裏面の成分表示もUPしたのでチェックしてね!】

ダイソーのアルカリ電解水のpHはいくつ?他製品と徹底比較

製品pH
ダイソーのアルカリ電解水約12~13
セリアのアルカリ電解水約12.5
キャンドゥのアルカリ電解水約12.5
アルカリイオン水S(鈴木油脂工業製)12.5~13.5
超電水 クリーンシュシュ(EBM(江部松商事)約12.5
アルカライン(くうかん)約12.5
パワーウォーター(プラスリード)12.6
ベストクリーンウォッシャー(M.I.T)13~

ダイソーのアルカリ電解水はpHが約12~13となっており、他社で販売されているアルカリ電解水と比較してpHの値とさほど大きな差がないことが分かりました!ダイソーのアルカリ電解水は100円(税抜き)で売られているので本当にコスパが最強のアルカリ電解水ですね!

【専門家検証】ダイソーのアルカリ電解水は本当に洗浄力がある?

※評価記号:◎=十分落ちる / ○=落ちるが条件あり / △=弱い / ×=不向き

汚れ・用途ダイソーアルカリ電解水セスキ重曹補足(失敗しやすい点)
換気扇油汚れ油が厚いと放置時間が鍵
ヤニ×変色は落ちないことがある
皮脂汚れ(手垢)2度拭きで差が出る
窓ガラス×拭き筋が残る場合は水拭き推奨
壁紙×素材によって変色・毛羽立ち注意
エアコンの熱交換器×直接噴霧は推奨しない(故障・腐食リスク)
床のべたつき汚れワックス床はムラ・白化注意

プロの清掃業者はアルカリ電解水を使うか?

結論から言うと、プロのエアコンクリーニング業者もハウスクリーニング業者もアルカリ電解水は使います。
ただしそれは「万能洗剤」としてではなく、用途を限定した補助的な洗浄剤としてです。プロの現場では、汚れの種類・付着状態・素材を見極め、最もリスクが低く効果の高い洗浄方法を選択します。その中でアルカリ電解水は「軽度の油汚れや皮脂汚れを安全に落とすための道具」として位置付けられています。

【エアピカ監修】エアコンクリーニング業者の実務使用例

実際の現場では、アルカリ電解水はエアコンの外装カバー、フィルター、吹出口周辺の拭き掃除に限定して使われることが多いです。これらの部位には皮脂・ホコリ・軽い油汚れが付着しやすく、界面活性剤を含まないアルカリ電解水は素材へのダメージや洗剤残りが少ないという利点がありエアコンクリーニングをする際に重宝するアイテムとなっております。

*但し、エアコンクリーニングには不十分の場合が一部あり

アルカリ電解水は、表面の油膜や軽度の汚れを安全に落とす点で有用ですが、エアコンクリーニングの分解洗浄においては「不十分」の場合が一部あります。分解後に露出する熱交換器の奥部や送風ファンには、長年蓄積した焼き付き油、樹脂化した汚れ、黒カビの根が存在することが多く、水酸化物イオン(OH⁻)の分散作用だけでは化学的に分解しきれません。そのため、実務ではアルカリ電解水を前処理や軽汚れの洗浄に用い、重度汚染部位には専用洗剤を追加で併用することでエアコンを綺麗にしていきます。

【特にリビングダイニングキッチンに設置されているエアコンには有効!】

リビングダイニングキッチンに設置されているエアコンは普段の料理時に発生する気化した油がエアコンに入り込み、エアコンのフィルターや外装カバーに多くの油汚れがべったりと付着することが多いのでアルカリ電解水を使って油汚れを落とすのに非常に活躍してくれます!(寝室や書斎や子供部屋に設置されているエアコンには油汚れが少ないのでアルカリ電解水を利用することはあまりないのが実務レベルのお話しとなります。)

プロのハウスクリーニング業者はアルカリ電解水をどう使う?

プロのハウスクリーニング業者は、アルカリ電解水を「安全で残留しにくい軽洗浄剤」として位置づけ、用途を厳密に限定して使っています。市販の洗剤のように万能ではなく、「素材を傷めずに皮脂や軽い油汚れを落とす場面」に最適化して使うのがプロのやり方です。

アルカリ電解水を使ってはいけない場所一覧表

使用NGの場所・素材理由(専門的根拠)起こりやすいトラブル
アルミアルカリはアルミを腐食させる白濁、穴あき
エアコン内部(基板・モーター周辺)水分+アルカリで電子部品が腐食・短絡故障、漏電、再カビ
無垢材・天然木アルカリがリグニンを分解変色・毛羽立ち
ワックスがけ床ワックスは弱アルカリで溶解ムラ・白化・剥がれ
漆・ニス塗装塗膜がアルカリに弱い曇り・剥離
本革・合皮皮革の油脂を溶かす硬化・ひび割れ
液晶画面(TV・スマホ)コーティング層を破壊白ムラ・反射低下
真鍮・銅アルカリで酸化・腐食黒ずみ・変色
シルク・ウールタンパク質繊維はアルカリに弱い縮み・変質

(プロの補足解説)

アルカリ電解水は「安全な水」に見えますが、pHが高い=素材に対しては化学的に強いという側面があります。特にエアコン内部のアルミフィンや電子部品、ワックス床、天然素材への使用は、見た目では分からないダメージを蓄積させるため、プロの現場でも避けられています。

100均ダイソーのアルカリ電解水最強説は本当か?

100均ダイソーのアルカリ電解水は、ワンコイン以下で購入でき、皮脂や軽い油膜、日常の拭き掃除を手軽にこなせる点は圧倒的なコスパを誇ります。一方で、焼き付き汚れや黒ずみ、長年の蓄積汚れまで落とす力は期待できません。つまり、家庭の軽掃除という用途に限れば「最強」です。以下で詳しく解説しておりますので、ぜひ一読して参考にしてください。

費用対効果は最強!

100均ダイソーのアルカリ電解水は、購入価格の安さに対して日常清掃で役立つ実用性が高いため、その費用対効果は「最強」と言われています。一般的に家庭用の洗浄剤は数百円〜数千円することが多い中、100円(税込でも110円程度)で手に入るアルカリ電解水は、油汚れや皮脂汚れ、手垢・キッチンまわりの軽いベタつきなど、日常的な軽汚れの除去に十分な洗浄性を備えています。主成分の水酸化物イオン(OH⁻)の作用で汚れが分散しやすくなり、拭き掃除の効率が上がるため、汎用性が高くコスパが抜群です。

洗浄力は中レベル

100均ダイソーのアルカリ電解水の洗浄力は、「中レベル」と評価されることが多く、その理由として、ダイソーのアルカリ電解水が日常の軽汚れには十分効く一方、重度汚染には力不足であることが挙げられます。アルカリ電解水の主成分である水酸化物イオン(OH⁻)は、皮脂や軽い油膜、手垢、キッチンのベタつきなどを分散・剥離しやすくしますが、焼き付き油、樹脂化した汚れ、長年固着した汚れ、黒カビの根までを化学的に分解するほどの強さはありません。業務用の高アルカリ洗剤や溶剤、物理洗浄と比べると作用は穏やかです。つまり、ダイソーのアルカリ電解水は、こまめな拭き掃除や軽掃除には有効ですが、頑固な汚れには専用洗剤や別工程の併用が必要になります。

*但し、業務用の洗浄力とは別物として捉えるのが正解!

ダイソーのアルカリ電解水は、家庭用の軽掃除に最適な製品ですが、業務用洗浄剤やプロ仕様の電解水とは性能が異なることを理解することが重要です。主成分である水酸化物イオン(OH⁻)により、皮脂や軽い油膜、手垢などの付着物を分散・除去しやすくする一方で、焼き付き油や樹脂化した汚れ、黒カビの根まで落とす力は十分ではありません。業務用製品は高濃度アルカリや専用溶剤、専用機器によって頑固な汚れや広範囲の清掃に対応できるため、用途や汚れの程度によって使い分けることが必須です。家庭での軽掃除では低コストかつ手軽に使用できる点で優れていますが、「業務用と同等」と考えるのは誤りであり、業務用の洗浄力とは別物として捉えるようにしましょう。

【結論】100均ダイソーのアルカリ電解水は家庭の軽掃除では最強!

プロの掃除業者の視点から見ても100均ダイソーのアルカリ電解水は「家庭の軽掃除では最強」です。ダイソーのアルカリ電解水は洗浄力とコストのバランスに最も優れております。主成分である水酸化物イオン(OH⁻)の作用により、皮脂、手垢、軽い油膜、キッチンや洗面まわりのベタつきといった日常的な汚れを、洗剤残りを気にせず手早く拭き取れます。しかも100円という低価格で、スプレーして拭くだけの手軽さは、頻繁な掃除に最適です。焼き付き汚れや黒カビなどには不向きという限界はあるものの、「こまめな軽掃除」という家庭の主要ニーズに最短・最安で応える点で、実用上「最強」と評価できます。

ダイソーのアルカリ電解水に関するよくある質問

ダイソーのアルカリ電解水は、家庭の軽掃除に便利な商品ですが、「壁紙に使えるの?」「タバコのヤニは落ちるの?」「詰め替え用はあるの?」「売り切れやすいの?」「セスキと併用しても大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いです。下記で、こうしたよくある質問に対して、アルカリ電解水の科学的特性や使い方のポイント、安全面への配慮を踏まえてわかりやすく解説しております。家庭で安心・効果的に活用するための参考としてご覧ください。

【質問】ダイソーのアルカリ電解水は壁紙に使える?

回答:はい、壁紙に「条件付き」で使用できます。壁紙の素材によっては表面のコーティングや色に影響を与える可能性がありますので注意が必要です。ビニール製など「水拭き可」の壁紙であれば、布に含ませてやさしく拭くことで日常の軽汚れは落とせます。しかし、紙製・繊維系・コーティングのない壁紙では、変色や毛羽立ち、浮きの原因になりやすく、強く擦るのは禁物です。使用時はスプレーを直接吹きかけず必ず布に取って軽く拭き、必ず目立たない場所で試してから、軽い汚れに限定して使用しましょう。

【質問】ダイソーのアルカリ電解水はタバコのヤニは落ちる?

回答:はい、タバコのヤニが「軽度」である場合は落とすことが可能です。しかし、最近付いたヤニや軽い汚れであれば拭き取りで改善できますが、長年の喫煙で壁紙や家具に染み込んだヤニ、黄ばみとして定着した頑固な黄ばみには十分ではありません。頑固な場合は、専用洗剤の併用や繰り返し清掃が必要になります。使用前は素材への影響を避けるため、必ず目立たない箇所で試してください。

【質問】ダイソーのアルカリ電解水は詰め替え用はある?

回答:はい、ダイソーのアルカリ電解水には「詰め替え用」が販売されています。
ダイソーの公式HPでも詰め替え用の大容量商品が確認されており、スプレーボトルを持っている場合や複数回使いたい家庭では詰め替え用を購入することができます。

  • 商品名例:アルカリ電解水クリーナー 詰替え 落ち落ちV(500mL)
  • 内容量:500mLの大容量詰め替え用パックとして販売あり(公式通販でも確認可能)。
  • 特徴:スプレーボトルタイプより多く入っており、コスパが上がる

【DAISO公式通販ダイソーネットストア】アルカリ電解水クリーナー詰替え落ち落ちV 詰め替え用

【質問】ダイソーのアルカリ電解水は売り切れやすい?

回答はい、売り切れになりやすいです。ダイソーで販売されているアルカリ電解水はダイソーのお掃除コーナーでも大ヒット商品ですので、店舗によっては在庫が切れてしまっていることが多くあります。

【質問】ダイソーのアルカリ電解水とセスキは併用OK?

回答:基本はダイソーのアルカリ電解水とセスキは「併用しない(混ぜない)」が正解です。同じ“アルカリ系”なので、一緒に使っても洗浄力が倍増しにくい一方で、pHが上がって手荒れ・素材ダメージ(アルミ、ワックス床、塗装面など)のリスクが増えます。

まとめ

ダイソーのアルカリ電解水は、軽い油汚れや皮脂汚れを安全に落とせる、コスパに優れたクリーナーです。pHは中程度のアルカリ性で、家庭の拭き掃除には十分な洗浄力がありますが、エアコン内部や頑固な油汚れのような強い汚れには不向きです。用途と素材を選んで使えば、「100均最強」と言える実力を発揮してくれる一本です。

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