【この記事で分かること】

エアコンの室外機がうるさくて困る・・・ゴーゴー・ブーン・カタカタ、ガタガタ・ポコポコ・カラカラ・カンカン・シューといったエアコンの異音・騒音をなんとかして解消したいけど対処法が分からなくて悩んでいらっしゃいますか?
本記事ではエアコンの室外機がうるさい!異音の原因別対処法を解説するだけでなく、エアコン室外機のうるさい異音を放置すると発生するトラブルやエアコンの室外機が故障した場合、室外機だけ購入できるか?やエアコンの室外機洗浄の料金相場等を詳しく紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。
【自分でエアコンを掃除する方法の総合解説ページ】
~目次~
室外機の騒音は「正常音」もある。30秒で切り分けよう!

室外機の音は、運転の仕組み上どうしても出る「正常音」もあります。とはいえ、危険サインや設置由来の増幅を見逃すと、故障や近隣トラブルにつながることも。ここでは先に、迷わず結論が出るように「30秒診断」と「Yes/No判断フロー」を用意しました。
30秒診断:今すぐやるべきはこの3つ(安全・近隣・故障)
下の表を上から順にチェックしてください。1つでも当てはまれば、その対応が優先です。
| 優先 | 状態 | 具体例 | いまやること | 理由 |
| 最優先 | 危険サイン | 音が急に大きくなった、金属音がする、焦げ臭い、煙、エラー表示 | 運転を止める。可能なら電源オフ。点検へ | 重大故障や事故リスクを先に潰す |
| 次点 | 設置・接触 | 本体がガタつく、床や置台が不安定、壁や手すりに触れている | 接触を解消。ガタつきを止める | 最短で改善しやすい。増幅原因になりやすい |
| 次点 | 暖房だけ増える | 暖房時にブーンが大きい、寒い日に目立つ、一定時間で収まる | 後述の「暖房の正常音チェック」で判定 | 暖房特有の動作で音が増えることがある |
(補足解説)ここだけは守ってください!
- 分解、配線、冷媒配管を触る、勝手な移設はしない(故障やトラブルの元です)
- 賃貸は特に、室外機の固定や移動をする前に管理会社へ確認が安全です
室外機の騒音に悩んでいる方必見!行動判断フロー(Yes/Noで結論が出る)
「Yes/No」形式です。上から順に進めるだけで、次にやることが決まります。
STEP1 危険サインの確認(最優先)
- Q1. 音が「急に」大きくなりましたか
- はい → 使用停止を検討。点検相談へ
- いいえ → 次へ
- Q2. 金属が擦れるような音、甲高い音、異臭、煙、エラー表示はありますか
- はい → 使用停止を検討。点検相談へ
- いいえ → 次へ
STEP2 設置・接触の確認(最短で効く)
- Q3. 室外機が壁、手すり、配管カバー、床材に「触れて」いませんか
- はい → 接触を解消(当たっている物を離す、位置関係を見直す)→ 音が減るか確認
- いいえ → 次へ
- Q4. 本体や置台にガタつき、傾きはありますか
- はい → 水平と安定化(置台の状態確認、防振材は後述)→ 音が減るか確認
- いいえ→ 次へ
STEP3 音の種類で原因を絞る(ブーン/カタカタ/ガタガタ/キーン/ポコポコ)
- Q5. 音は「ブーン(低い連続音)」ですか
- はい → 次へ(STEP4へ)
- いいえ → 次へ
- Q6. 音は「カタカタ(軽い連打音)」ですか
- はい → 緩み・接触の可能性が高い。外装やカバー周りの接触、ガタつきを再チェック
- いいえ → 次へ
- Q7. 音は「ガタガタ・ビビビ(振動が強い)」ですか
- はい → 設置の不安定、防振不足の可能性。水平、置台、床の共振を優先して対策
- いいえ → 次へ
- Q8. 音は「キーン・カラカラ(高音、金属音寄り)」ですか
- はい → 点検優先(継続する場合は使用停止も検討)
- いいえ → 次へ
- Q9. 音は「ポコポコ(空気が動くような音)」ですか
- はい → 室外機以外(室内機側や配管)由来の可能性もあるため、発生条件を記録して相談準備へ
- いいえ → 次へ
STEP4 発生タイミングで正常音かを判定(冷房/暖房/起動直後/停止直前/風が強い日)
- Q10. 暖房運転のときだけ音が目立ち、一定時間で落ち着きますか
- はい → 暖房特有の動作の可能性。様子見しつつ、頻度と長さを記録
- いいえ → 次へ
- Q11. 起動直後や停止直前だけ一時的に音が出ますか
- はい → 正常範囲のことも多い。ただし以前より増大なら点検候補
- いいえ → 次へ
- Q12. 風が強い日だけ音が増えますか
- はい → 風や共振で増幅の可能性。設置の安定化と周囲の反響対策が有効
- いいえ → 次へ
STEP5 変化で最終判定(急に/徐々に/昔から)
- Q13. 昔から同程度の音で、設置や接触も問題ありませんか
- はい → 仕様の範囲の可能性。気になる場合は防振対策を検討
- いいえ(徐々に増えた、最近気になる) → 劣化や負荷増の可能性。清掃や点検も視野に
メーカー別/仕様値(運転音dB)の見方:型番から確認する手順
「室外機がうるさい」と感じたら、まずは感覚だけで判断せず、型番からメーカー仕様(運転音)を確認すると整理が早いです。多くのメーカーは、カタログの「仕様一覧」や取扱説明書の「仕様」ページに運転音を掲載しています。
(参考)パナソニック公式「エアコンの運転音(dB:音響パワーレベル)は」
手順1 型番を確認する(室内機でも室外機でもOK)
- 室内機:前面パネル内側や側面のラベル、または取扱説明書の表紙付近
- 室外機:側面の銘板(ラベル)
- 型番が分かると、メーカーサイトの「取扱説明書/仕様書/カタログ」へ最短でたどれます。
手順2 「運転音(dB)」はどこに書いてある?
- カタログ:仕様一覧の「運転音」「音響パワーレベル」「騒音」などの欄
- 取扱説明書:仕様ページ(「仕様について」「仕様」など)
パナソニックは、運転音のdBはカタログまたは取扱説明書の仕様ページで確認できると案内しています。
ここが重要:カタログのdBは「一定条件の測定値」。据付後は大きく感じるのが普通

カタログや仕様書の運転音は、JISなどの測定条件に基づき、無響室(反響の少ない環境)で測定した値として示されることが多いです。
そのため実際の据付状態では、壁や床の反響、周囲の環境の影響で、表示値より大きく感じるのが一般的です。
参考として、ダイキンの資料では、運転音はJIS規格に準拠し無響室換算した値であり、実据付では反響などの影響で表示値より大きくなるのが普通、と説明しています。また室外機は「前方1m、高さ1.5m」での測定値を示す旨も書かれています。(参考)運転音(dB 音圧レベル)
三菱電機の仕様書でも、運転音は無響室での測定条件(JIS C 9612:2013 など)で示される旨が確認できます。(参考)三菱電機HP「使用表 室外ユニットの周辺空間」
エアコンの室外機がうるさい!異音の原因別対処法7選
エアコンの室外機がうるさくて困っている方必見!!エアコンから発生する異音・騒音は原因ごとに対象方法が異なります。是非とも具体的な対処法を詳しく解説致しますのでご参考にしてください。
原因1 室外機の裏側にある熱交換器の汚れ

エアコンの室外機の裏側にある熱交換器によ汚れが溜まっていると、熱交換器の隙間が塞がってしまいますので、風切り音が発生してしまいます。特に集合住宅で住んでいらっしゃる方の多くが洗濯物を干す際に、室外機付近の物干しざおを使って乾かしていらっしゃるかと思いますが、洗濯物に付着したホコリや洋服の細かい繊維が室外機の熱交換器に絡まっていることが多くあります。
【室外機の異音・騒音の種類】
ゴーゴー
【具体的な対処法:自分で対応可能】
・室外機の熱交換器をブラシと水を使って綺麗に掃除をしましょう。熱交換器の汚れを取り除くことによって、室外機のアルミフィンの隙間が綺麗に見えるようになれば「ゴーゴー」といった室外機の異音・騒音は止まりますので是非とも実践してみてください。
【さらに詳しく解説】【簡単10分】自分でできるエアコンの室外機掃除の方法と手順
原因2 室外機のモーターとコンプレッサーが高負荷で稼働

エアコンの設定温度と室内の気温差が大きい場合には熱交換器から多くの熱を放出しなければいけないので、室外機のモーターとコンプレッサーが高負荷で稼働します。その際に、エアコンの動作音としてエアコンの室外機から「ブーン」という異音・騒音が発生します。
【室外機の異音・騒音の種類】
ブーン
【具体的な対処法:自分で対応可能】
・エアコンの設定温度と外気温の温度差を小さくすることで、室外機のモーターとコンプレッサーの負荷を減らすことができ、室外機の「ブーン」という異音・騒音を軽減することが可能です。エアコンの設定温度と外気温の温度差の理想的な目安として±5度に設定することをお勧めします。
補足:「ブーン」が重く響く場合は、低周波音が関係している可能性もあります
室外機の「ブーン」は運転音として出ることも多い一方、体感として「圧迫感がある」「部屋の中まで重く響く」「耳ではなく体で感じる」といった訴えがある場合は、 いわゆる低周波音(低い周波数の音や空気の振動)が関係している可能性もあります。 ただし、原因を断定するには状況整理と、適切な方法での確認が重要です。
環境省でも、低周波音の考え方や苦情対応、測定方法の資料を公表しています。 深掘りしたい方は、一次情報として以下も参考にしてください。
- 環境省「低周波音について(手引書・事例集・マニュアル一覧)」 https://www.env.go.jp/air/teishuha/
- 環境省「低周波音の測定方法に関するマニュアル」 https://www.env.go.jp/air/teishuha/manual/index.html
- 環境省「低周波音問題対応の手引書」 https://www.env.go.jp/air/teishuha/tebiki/
まずやること(原因切り分けのための状況整理)
- いつ起きるか:冷房か暖房か、起動直後か停止直前か、夜だけか
- どこで強いか:屋外(室外機付近)か、室内(寝室など)か
- 条件:外気温、風が強い日、雨の日、周囲の物の有無(反響)
- 記録:日時、運転モード、設定温度、音の動画(10秒から20秒)
注意:スマホの簡易計測は目安にはなりますが、低い音は正確に拾いにくいことがあります。 「眠れない」「体調に影響がある」と感じる場合は無理をせず、まずは運転を控えたり、 メーカーや施工業者、管理会社(賃貸)に相談してください。体調面の不安が続くときは医療機関への相談も検討しましょう。
原因3 室外機が不安定な場所で設置されているから

エアコンの室外機が不安的な場所に設置をされている場合にはエアコンの室外機から「カタカタ、ガタガタ」という異音・騒音が発生します。特に築古の住宅のベランダは室外機との接地面である床が凸凹していることがありますので、エアコンの室外機が稼働をする際のモーターの回転により、室外機が異音・騒音を立てて振動する場合があります。
【室外機の異音・騒音の種類】
カタカタ、ガタガタ
【具体的な対処法:エアコンの取付業者に依頼】
・具体的な対処法その1 接地面が水平で真っすぐな場所に移動。

エアコンの取付設置業者に地面が水平で真っすぐな場所にエアコンの室外機を移動して貰うように依頼しましょう。室外機の置き場所を適切な場所に変更するだけで、室外機の騒音・異音がピタッと止まります。
・具体的な対処法その2 室外機と床の接地面との間に防振ゴムをに設置

室外機と床の接地面との間に防振ゴムを入れることによって、防振ゴム自体が室外機の振動や揺れを吸収してくれて、室外機の「カタカタ、ガタガタ」という異音・騒音を軽減することが可能です。室外機と床の接地面との間に防振ゴムをに設置する際にも必ず、エアコンの取付業者に依頼するようにしましょう。エアコンの室外機は非常に重いので持ち上げる際に落としてしまうと、室外機が故障してしまったり、足を怪我してしまう危険性があります。
【室外機の移動の料金相場】10,000~19,000円(税込み)
作業内容:冷媒ガスを室外機に回収するポンプダウン、配管の取外し、適切な場所に室外機の移動、配管・電線の延長、真空引き、冷媒ガスの解放、試運転が基本的な作業内容となります。
*室外機の移動場所に応じては別途配管の部材費用等が発生する場合が御座います。
(注意事項)自分でエアコンの室外機の移動は絶対NGな理由
エアコンの室外機の移動は自分で絶対に行わないでください。エアコンの室内機と室外機を繋いでいる配管の中に充填されている冷媒ガス(フロンガス)が抜けてしまう危険性があります。
特に室外機の側面に設置されているポートの中の配管がずれることによって「プシュー」という音を立てて簡単に冷媒ガス漏れを起こします。冷媒ガス漏れが発生すると室内機と室外機の熱交換の役割果たす冷媒ガスがないので、エアコンが冷えも温かくもならない状態になってしまいますので、必ずエアコンの取付設置業者に移動をして貰うように依頼をしましょう。)

最近の住宅は昔の住宅と比較して非常に気密性の高い住宅が建てられておりますので、窓を閉めきった状態で換気扇を入れると室内の空気が外に排出され続けるので室内と室外の気圧差が生じてしまいます。換気扇により排出された空気と同量の空気を室内に取り込もうとする力(気圧差)が生じるため、エアコンのドレンホースから室内機側に向かって空気が流れ込む力が発生します。
その際に、ドレンホースとドレンパンを接続する穴に結露水があると室外から水を持ち上げる力が働き「ポコポコ」と異音・騒音が発生します。
また、その他にもドレンホースの汚れが原因で結露水がうまくドレンホースの中を通って排水することができず、少量の空気が逆流しただけで、ポコポコ音が発生する場合もあります。
【室外機の異音・騒音の種類】
ポコポコ
【具体的な対処法】
・具体的な対処法その1 ドレンホース洗浄(エアコンクリーニング業者に依頼)

エアコンのドレンホース内部がカビやホコリ等で詰まっている場合には、エアコンの「ポコポコ」という異音・騒音になりやすいのでエアコンクリーニング業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。ドレンホース洗浄は基本的にオプション項目ですので、エアコンクリーニング本体を注文してからオプション追加でドレンホース洗浄を依頼すると良いでしょう。
・具体的な対処法その2ドレンホースに逆止弁(バルブカット)を設置(自分で対応可能)

ドレンホースに逆止弁(バルブカット)を設置することによって、室外側のドレンホースの穴から空気が逆流することを防いでくれます。その結果、室外機から「ポコポコ」という異音・騒音を止めることが可能です。逆止弁(バルブカット)はお近くのホームセンターで1,000円程度で販売しておりますので是非とも自分でお買い求めいただき設置してみてくださいね。
・具体的な対処法その3 窓を開けてキッチンの換気扇のスイッチをOFFにする。(自分で対応可能)

窓を開けてキッチンの換気扇のスイッチをOFFにすることで、室内と室外の気圧差を無くすことができますので、ドレンホースに空気が逆流しなくなります。こちらが一番簡単で応急処置的にエアコンのポコポコ音の解消方法ではありますが、ドレンホース内部がカビで汚れている場合には、再度ポコポコ音が発生しやすくなっておりますので、一度エアコンクリーニング業者にドレンホース洗浄を依頼するようにしましょう。
【さらに詳しく解説】エアコンのポコポコ音を解消!眠れない、うるさい音の対策法
(注意事項)ドレンホース洗浄は自分で行っては絶対ダメ!!

ドレンホース内部の汚れを洗浄する際には自分で行うのではなく、必ずエアコンクリーニング業者に依頼をするようにしましょう。自分でドレンホースを室外機側からホースを使って洗浄される方がたまにいらっしゃいますが、エアコン内部の電子基板にも大量の水が侵入して故障に繋がる可能性があります。エアコンが漏電してしまうと、漏電火災を発生させる危険性がありますので、絶対に自分でドレンホース洗浄を行うのではなく、エアコンクリーニング業者に依頼してください。
原因5 室外機の内部に異物が入り込んでいるから

エアコンの室外機の中に異物が入り込んでいる場合には「カラカラ」という異音・騒音が発生します。エアコンの室外機の中にプラスチック製の異物であれば「カラカラ(軽い音)」が発生しますが、エアコンの室外機の中に金属製の異物が入り込んでいると「カンカン(大きい鈍い音)」という大きな異音・騒音が鳴ります。
【室外機の異音・騒音の種類】
カラカラ(軽い音)、カンカン(大きい鈍い音)
【具体的な対処法 エアコンクリーニング業者に依頼】
・室外機のカバーを外して異物を取り除く。
エアコンクリーニング業者に依頼をして室外機の本体カバーを取り外してもらって異物を取り除いて貰うと「カラカラ、カンカン」という異音・騒音がなくなります。そして、エアコンクリーニング業者に熱交換器の汚れも一緒に落としてもらうのが良いでしょう。
【注意】エアコンクリーニング業者に依頼をする前のチェック事項
現在多くのエアコンクリーニング業者が室外機を洗浄する際には、本体カバーを取り外さずに本体カバーと熱交換器を高圧洗浄機で洗うのみとなっておりますので、事前に室外機の本体カバーを分解してくれるかどうかを確認しましょう。
原因6 室外機のコンプレッサーの部品に不具合があるから

コンプレッサーと機械を繋いでいるベルトや軸やベアリングが摩耗している場合には、コンプレッサーの稼働時の摩擦音で「カラカラ、キュルキュル」という異音・騒音が発生する場合があります。
【室外機の異音・騒音の種類】
カラカラ、キュルキュル
【具体的な対処法 エアコンの修理業者に依頼】
・コンプレッサーと機械を繋いでいるベルトの交換
コンプレッサーと機械を繋いでいるベルトが劣化したり摩耗したりすると、「カラカラ、キュルキュル」という異音・騒音が発生しますので、エアコンの修理会社に依頼をしてコンプレッサーと機械を繋いでいるベルトを新しいものに交換してもらいましょう。
・コンプレッサーの軸やベアリングの交換
エアコンのコンプレッサーの軸やベアリングが経年劣化で摩耗してくると、「カラカラ、キュルキュル」という金属がこすれる異音・騒音が発生しますのでエアコンの修理業者コンプレッサーの軸やベアリングを交換してもらいましょう。
原因7 冬場は霜取り運転の動作音が発生するから

冬場はエアコンの熱交換器にに付着した霜を溶かして暖房を再稼働させる霜取り運転(デフロスト運転)の切り替わる際に、配管の中の冷媒ガスの流れ変わりが「プシュー」という大きな異音・騒音が鳴ります。こちらは「プシュー」という大きな異音はエアコンの故障による異音ではなく、正常な音ですのでご安心ください。
【室外機の異音・騒音の種類】
プシュー
【参考】ダイキン工業株式会社ストリーマ研究所:エアコンの室外機がうるさいのはなぜ?
設置場所別:室外機の騒音に効く対策
室外機の騒音は「機械そのものの音」だけでなく、設置面に振動が伝わって増幅していることがよくあります。実際、据付条件によって振動が床や壁に伝わり、騒音や振動が発生し得ることはメーカーの据付説明書でも注意されています。
ここでは、設置場所ごとに「効きやすい対策の順番」を解説します。
(参考)三菱電機公式「据付工事説明書」
【設置場所その1】ベランダに室外機が設置してある場合

ベランダは、床・壁・手すりが一体で揺れやすく、室外機の振動が共振して増幅しがちです。やることはシンプルで、「当たっている」「ぐらつく」「反響する」を上から潰します。
ベランダで効きやすい優先順位(上から順に)
- 接触ゼロ化:本体が手すり、壁、配管カバー、室外機カバーに触れていないか
- ガタつき解消:置台やブロックが沈んでいないか、脚が浮いていないか
- 吸排気の確保:前に荷物を置かない(負荷が上がると音が増える)
- 防振材の追加:振動が床に伝わるタイプに有効(ただし傾くなら逆効果)
ベランダ用チェックリスト(5分)
| チェック項目 | OKの目安 | NGだと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 手すりや壁に触れていない | どこにも当たらない | カタカタ、ビビり音に変化 |
| 室外機が水平で安定 | 揺すってもガタつかない | ガタガタ、床が響く |
| 室外機前に障害物なし | 吹き出し前が空いている | ブーンが増える、効きが落ちる |
【設置場所その2】室外機が壁掛け設置の場合

室外機が壁掛け設置の場合、振動が壁を伝って室内側に響くことがあります。ポイントは「架台の固定」「壁への伝搬を減らす」「配管・カバーの共振を止める」です。メーカーも、据付条件によって床や壁から騒音や振動が発生し得る、と注意しています。
壁掛けで効きやすい優先順位
- 架台のぐらつき、固定状態の確認(緩みや変形の疑いがあれば点検へ)
- 配管カバー・配管の共振対策(壁や金属部に当たっていないか)
- 防振部材の導入(防振架台や防振材を正しく固定する。防振架台は固定ボルトで確実に固定する旨の取付要領もあります)
- 壁の響きが強い場合は専門業者へ(壁体側の伝搬はDIYで限界が出やすい)
注意(失敗しやすい)
- とりあえず柔らかいゴムを挟む、は危険な場合があります(傾き、固定不足、共振悪化)。
- 高所作業になるので、無理はしないのが安全です。
【設置場所その3】室外機が屋根置きの場合

室外機が屋根置きの場合は、日射・風雨・強風の影響を強く受けます。音の問題だけでなく、固定部の劣化が進むと安全面のリスクも上がるので、ここは「点検ありき」の考え方が安全です(落下などのリスク回避)。
屋根置きで効きやすい優先順位
- 架台や固定金具の状態確認(サビ、緩み、グラつき、ゴム劣化)
- 風の影響を受ける条件の把握(強風の日にだけ音が増えるなら、固定や共振の可能性)
- 防振構成の見直し(防振架台の採用や防振材の適切な固定。固定ボルトで機器を固定する旨の取付要領もある)
- 高所は業者対応が基本(安全と再発防止のため)
屋根置きは特にここだけ覚えてください
- 「音が増えた」だけでも、固定劣化や架台の問題が隠れていることがあります。メーカーも過度の振動が配管破損につながり得る旨を注意しています。
- 高所での確認は危険なので、無理に自分で登らないのが安全です。
【設置場所その4】室外機が2階に設置されている場合

室外機が2階設置で多いのは、「室外機の音そのもの」より、建物に振動が伝わって階下に響くパターンです。夜は周囲が静かで体感が増えるので、対策の順番が重要です。夜間の時間区分(22時から翌6時)は環境基準でも示されています。
室外機が2階に設置されている場合の室外機の騒音に効きやすい優先順位
- 接触ゼロ化:壁、手すり、配管カバー、床材に触れていないか
- 設置の安定化:ガタつき、傾き、置台の沈み込みを解消
- 振動の遮断:防振材や防振架台の検討(正しく固定することが前提)
- 改善しない場合は点検へ:建物側の伝搬はDIYで限界が出やすい
夜間だけ気になる人向けのミニチェック
- 夜だけ音が目立つ: まず接触とガタつき
- 寒い日の暖房時だけ増える: 暖房特有の動作の可能性もあるので、発生条件を記録
- 階下から苦情が出た: 動画と時刻、運転モードを控えて早めに相談
エアコン室外機のうるさい異音を放置すると発生するトラブル

室外機から発生するうるさい異音が近隣住民との関係に悪影響を及ぼす可能性があります。今回は、エアコン室外機の異音を放置することで引き起こされるご近所トラブルの危険性について詳しく解説します。
【異音が原因での近隣住民からの苦情】
エアコン室外機の異音が大きくなると、特に集合住宅や密集した住宅地では静かな環境を求める近隣住民からの苦情が増える可能性があります。夜間や早朝に異音がする場合、睡眠の妨げや生活の質の低下を感じさせ、不満が蓄積されることでトラブルに発展しやすくなります。
【法的トラブルへの発展】
どうしても異音が改善されず、近隣住民との関係が悪化した場合、法的なトラブルに発展する可能性もあります。例えば、騒音による損害賠償請求など、時間と費用がかかる問題に発展するリスクがあります。
よくあるエアコンの室外機の故障箇所
エアコンの室外機は雨風にさらされる室外に設置されておりますので、エアコンの室内機と比較して故障しやすくなっております。こちらではよくあるエアコンの室内機の故障箇所を詳しく解説致しますのでご確認お願いします。
パワートランジスタの故障

【パワートランジスタとは?】
エアコンのパワートランジスタはコンプレッサーやモーターが働く力を増幅させる役割とスイッチを動作させたりする役割を持っております。
【室外機のパワートランジスタの主な故障原因】
- 四方弁の故障
- コンプレッサーの故障
- 制御盤の故障
- 冷媒漏れ
制御基板の故障

【制御基板とは?】
エアコンの制御基板は人間でいう「脳」の役割を果たしており、様々なセンサーの情報(風量、温度、湿度、風向)を制御基板が受取りモーターやコンプレッサーなどに命令を与える重要なパーツです。
【室外機の制御基板の主な故障原因】
その1 制御基板内に湿気侵入
室外機の設置環境が湿気を帯びている場合、水分が制御基板に侵入し、腐食や短絡を引き起こすことがあります。
その2 直射日光による過熱
エアコンが過度に稼働すると内部温度が上昇し、制御基板の温度も高くなります。これにより、基板上の電子部品が熱によって劣化・損傷することがあります。
その3 過電圧
雷サージなどの突然の過電圧が発生すると、制御基板上の電子部品が損傷する可能性があります。
四方弁の故障

【四方弁とは?】
室外機の四方弁は、エアコンの冷房と暖房の切り替えをする際に必要な重要なパーツで4つの弁がついていることから名前が付けられております。
【四方弁の役割】
・冷房時には室内機から室外機の熱交換器へ、暖房時は室外機から室内機の熱交換器へフロンガスを送る
・コンプレッサーから送られてくるフロンガスの流れの方向を切り替える
【室外機の四方弁の主な故障原因】
その1 腐食と錆
室外機は屋外に設置されるため、湿気や塩害(海辺の場合)などの環境条件にさらされやすく、これにより四方弁の金属部品が腐食・錆びやすくなります。
その2 振動や衝撃
室外機に振動や衝撃が加わると、四方弁が損傷することがあります。特に、エアコンの室外機の床との接地面が凸凹していると室外機のモーターが稼働する際に四方弁に衝撃が加わり壊れる可能性が高いです。
その3 冷媒配管内への異物混入
室内機と室外機を繋ぐ配管をフレア加工する際に、適切にフレア加工をしないと金属片が配管の中に入り、室外機の四方弁にも傷が生じる場合があります。
その4 冷媒漏れによる潤滑不足
四方弁は冷媒により潤滑されています。冷媒漏れが起こると、潤滑不足に陥り、摩耗や焼き付きが発生しやすくなります。
エアコンの室外機が故障した場合、室外機だけ購入できるか?

エアコンの室外機が故障した場合、室外機のみを購入・交換することは可能ですが、いくつかの注意点や条件があります。以下に詳細を説明します。
同一メーカー・モデルの選択が基本
室外機を交換する際は、既存の室内機と同じメーカー、かつ同じモデルまたは互換性のあるモデルを選ぶことが重要です。異なるメーカーやモデルでは、電子機器によるコンプレッサーの制御方法や通信制御方法等が異なるため、正常に動作しない可能性があります。
冷媒や電圧の一致
室外機と室内機が使用する冷媒の種類や、電圧などの仕様が一致していることを確認してください。これらが一致しないと、エアコン全体の性能に影響を及ぼしたり、故障の原因となる可能性があります。
【まとめ】
エアコンの室外機のみを購入・交換することは技術的には可能ですが、様々な条件や注意点を満たす必要があります。特に、既存の室内機との互換性や仕様の一致が重要となるため、専門業者としっかり相談しながら進めることを強くおすすめします。
エアコンの室外機洗浄の料金相場

【全国の料金相場】3,000円~4,500円(税込み)
(補足)室外機のカバーを取り外さないエアコンクリーニング業者の室外機洗浄は2,500円~3,300円(税込み)と若干安くなる傾向があります。
(注意事項)多くのエアコンクリーニング業者がエアコンの室外機単体での洗浄依頼を受けておりませんので、必ずエアコンの室内機本体の洗浄にオプションとして追加注文をするようにしましょう。
エアコンの室外機のうるさい異音が改善しない場合は買い替えを検討

エアコンの室外機のうるさい異音対策を行っても異音が改善しない場合は、新しいエアコンへの買い替えを検討しましょう。また、エアコンの異音を解消するのに高額の修理費用が発生する場合にも買い替えたほうが安くなる場合もあります。特にエアコンのコンプレッサー周りの修理は高額になりますし、購入から10年を超えるエアコンであれば、エアコンメーカーが定める使用標準期間切れとなってメーカー側にパーツの在庫がない場合があります。室外機の異音を放置しておくと近隣からクレームが発生し、近隣住人との関係性が悪くなってしまう危険性がありますので、省エネ性の高いエアコンに買い替えることをおすすめします。
エアコンの室外機の騒音・異音に関するよくある質問

室外機の音が気になると、「これって故障?」「近所迷惑になってない?」と不安になりますよね。実は室外機の音には、運転の仕組み上どうしても出る正常な音もあれば、設置のガタつきや接触、劣化などで起きる要注意の異音もあります。そこでこのFAQでは、よく聞く「ブーン」「カタカタ」などの音を中心に、正常か異常かの見分け方と、今すぐできる対策、さらに点検や管理会社へ相談するときの準備まで、迷わず判断できるようにまとめました。気になる項目からチェックしてみてください。
Q1. エアコンの室外機の「ブーン」という音は故障?
結論:一定の範囲なら正常なことも多いですが、「急に大きくなった」「振動が強い」は点検候補です。
室外機はコンプレッサーやファンが動くため、低い連続音(ブーン)が出ることがあります。一方で、設置のガタつき・周囲の障害物・経年劣化で音が増幅するケースもあります。
まず見るチェック
- 室外機の前や周囲に物が置かれていないか(反響・負荷増の原因)
- 本体が壁・手すり・配管カバーに触れていないか(接触音化)
- “昨日まで静かだったのに急に”大きくなっていないか(点検優先)
(参考)DAIKINストリーマ研究所「エアコンの室外機がうるさいのはなぜ?」
Q2. 暖房のときだけ室外機がうるさいのはなぜ?
結論:霜取り運転など「暖房特有の動作」で一時的に音が大きくなることがあります。
冬は外気温が低く、室外機に霜が付きやすいため、霜取り運転の切り替えや負荷増で音が目立つ場合があります。
判断のコツ
- 一定時間で収まる/寒い日に出やすい → 正常範囲の可能性
- ずっと続く/金属が擦れるような音/振動が強い → 点検候補
Q3. 夜だけ室外機の騒音・異音が気になる(眠れない)ときの最優先対策は?
結論:「床材等への接触を無くすこと」と「設置の安定化(ガタつき解消)」が最優先です。
夜は周囲が静かで、同じ音でも大きく感じます。まずは壁・手すり・床材への接触や、置台のガタつきを潰すのが最短で効きます。
夜間対策の優先順位(上から順に)
- 室外機が何かに当たっていないか(接触)
- 置台・ブロックの水平/固定(ガタつき)
- 周囲の物を撤去(反響・負荷)
※「夜間」の考え方(22時〜翌6時)は環境基準でも区分されています。
Q4. 防振ゴムは室外機の騒音・異音に効果ある?選び方は?
結論:本体の振動が床や手すりに伝わっているタイプには効きやすいです。
特に「ガタガタ」「ビビビ」系は、防振材で改善することがあります(※ただし接触が原因なら先に接触解消が優先)。
選び方のポイント
- 4点で安定して支えられるサイズ(グラつかない)
- 柔らかすぎて沈み込まない(傾きが出ると逆効果)
- 屋外耐候のもの(割れ・劣化しにくい)
Q5. ベランダに設置した室外機の騒音をどう止める?
結論:ベランダは“共振”しやすいので、接触・ガタつき・反響の3点潰しが基本です。
手すり・床・壁に振動が伝わると、室外機そのものより音が大きく感じることがあります。まずは室外機前の物をどかす、次に設置の安定化を行います。
ベランダ特有のチェック
- 手すり・壁・配管カバーに触れていないか
- 置台が傾いていないか/脚が浮いていないか
- 室外機の前に物を置いていないか(反響・負荷)
Q6. 賃貸で勝手に室外機の騒音対策をしていい?管理会社に何を言う?
結論:分解・移動・改造は避け、まず管理会社へ「症状・証拠・希望」をセットで連絡が安全です。
賃貸は設備の所有者や契約条件によって対応が変わるため、自己判断の改造はトラブル要因になります。
管理会社への連絡ポイント
- いつから:〇月〇日頃から
- 音の種類:ブーン/カタカタ/ガタガタ(動画あり)
- 発生条件:冷房/暖房、起動直後/停止前、夜間に目立つ等
- 困っていること:睡眠に支障、近隣から指摘が不安 等
- 希望:点検・固定の見直し(据付確認)を依頼したい
Q7. 室外機の修理依頼の前に準備する情報は?
結論:症状の“再現条件”が分かると、修理の精度とスピードが上がります。
メーカーも「音が続くなら点検・修理」を案内しています。
準備するチェックリスト
- メーカー名/型番(室内機・室外機どちらでもOK)
- 音の種類(ブーン/カタカタ等)と発生タイミング
- いつから(急に or 徐々に)
- エラー表示の有無
- 動画(音が分かる距離で10〜20秒)
(参考)パナソニック公式HP「エアコン本体や室外機から変わった音・異音がするときは」
Q8. 「急に大きな異音」「金属音」がしたら、使い続けても大丈夫?
結論:急な異常音は“使用中止〜点検優先”が安全です。
「これまでと明らかに違う音」「音が続く」場合は、正常動作ではない可能性があるため、点検・修理の相談が推奨されます。
すぐ止めて相談の目安
- 急に爆音化/金属が擦れる音/焦げ臭い
- 振動が異常に大きい
- エラー表示が出る

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