【この記事で分かること】

あれっ?エアコンのスイッチを入れたのに室外機のファンが動かない又は回らなくて困った・・・という苦い経験をされたことはありませんか?実はエアコンの室外機は下記の12個の原因で動かない又は回らないことがあります。こちらの記事はエアコン修理のプロの方向けだけでなく一般の方でも詳しく分かりやすくエアコンの室外機が動かない原因を特定する方法とエアコンの室外機が動かない、回らない原因別対処法を徹底解説しておりますので是非ともご参考にしてください。

自分でできる!室外機が動かない・回らない場合の30秒診断フロー

最初に、次のどれかに当てはまる場合は運転を中止してください。
焦げたにおい、煙、電源プラグやコードが熱い・変形、異常な振動や金属音、ブレーカーが繰り返し落ちる。当てはまる場合は、電源を切ってコンセントを抜き、点検を依頼してください。

当てはまらない場合は、以下の順で確認します。

  1. リモコンが冷房または暖房になっているか
    送風・除湿の可能性がある場合は冷房または暖房に切り替えて確認する
  2. 運転開始直後か
    開始直後はすぐに室外機が動かないこともあるため、数分様子を見る
  3. 暖房運転中で、霜取り中・暖房準備中の表示が出ているか
    表示がある場合は、しばらく待って改善するか確認する
  4. 設定温度を変える
    冷房なら設定温度を下げる、暖房なら上げる。室外機が動き出すか確認する
  5. 室外機の吸排気がふさがれていないか
    室外機の周囲に段ボール、植木鉢、カバー、落ち葉、雪などがないか確認し、空気の通り道を確保する
    室外機の周囲を軽く清掃する
  6. 室内機フィルターを清掃する
    目詰まりがある場合は清掃後に再運転する
  7. 電源リセットを行う
    運転停止後、電源プラグを抜く(または専用ブレーカーを切る)
    1分ほど待ってから電源を戻し、再運転する
  8. エラー表示やランプ点滅を確認する
    エラーコードや点滅パターン、型番をメモする
    リセット後も再発する、または全く改善しない場合は点検を依頼する

(注意)
分解、カバーを開ける、ファンに手を入れる、配線や配管に触る作業は行わないでください。

室外機のトラブル・症状別やるべきことリスト表

症状まずやること(安全範囲)点検の目安(当てはまれば中止)
室外機が全く動かない冷房/暖房に設定、設定温度を変える、室外機まわりの障害物をどかす、フィルター清掃、電源リセット、エラー表示確認焦げたにおい・煙、電源コードが熱い/変形、異常振動、ブレーカーが何度も落ちる、リセット後も改善しない
室外機ファンが回らない暖房なら霜取り表示の確認と様子見、設定温度を変える、吸排気口の落ち葉除去と周辺スペース確保、電源リセット、エラー確認ファンが一度も回らない状態が続く、すぐ止まる、強い異音、エラーが出る
回ったり止まったりする設定温度を少し変える、風量を上げる、フィルター清掃、室外機周辺の通風確保冷えない/暖まらない、停止が極端に頻繁、エラー表示が出る
冷房だけ効かない冷房設定と温度を下げる、室外機周りの障害物除去、フィルター清掃、電源リセット、エラー確認全く冷えない状態が続く、エラー表示、異臭・異音、リセットしても改善しない
暖房だけ効かない霜取り表示の確認と様子見、温度を上げる、室外機周りの障害物除去、雪の付着確認、電源リセット全く暖まらない状態が続く、霜取り以外で改善しない、エラー表示、異臭・異音
雪の日だけ動かない室外機の吸排気が雪で塞がれていないか確認し、安全に除雪して通風確保無理な除雪が必要、改善しない、異音やエラーが出る
エラーコード/点滅が出る型番とエラー内容をメモ、電源リセット、取扱説明書・メーカー案内を確認リセット後にすぐ再発、運転できない、焦げたにおい・異常発熱

(補足説明)

上の表は一般的な切り分けの目安です。症状が同じでも原因が異なる場合があります。安全のため、分解や配線作業は行わず、改善しない場合は型番・エラー表示・試した対処を控えて点検を依頼してください。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)

資料「電源プラグやコードの異常発熱や変色、焦げくさいにおい等」

引用「異常発熱や変色、焦げくさいにおいがある場合はすぐに使用を中止して電源プラグを抜き、購入店またはメーカー窓口に相談してください。」

引用元:https://www.nite.go.jp/data/000004295.pdf

エアコンの室外機が動かない原因箇所を特定する方法

(簡単)エアコンのリモコンでエラーコードを確認する

エアコンの室外機が動かない又は室外機の送風ファンが回らない場合は、エアコンのリモコンでエラーコードを確認しましょう。エラーコードはエアコンの取扱説明書やメーカーの公式HPで確認できますので、リモコンに表示されたコードを調べて対処してください。

エアコンの室外機が動かない、回らない原因別対処法12選

エアコンの室外機が動かない、回らない原因とその対処法を12個分かりやすく詳しく分かりやすく解説しておりますので是非ともご確認ください。

原因1 送風運転になっているから

送風運転モードでエアコンを稼働させるとエアコンの室外機のファンは動かず、回りません。これはエアコンの送風運転モードは室内機と室内機の間で熱交換を必要としませんので、室外機を稼働させる必要がないからです。送風運転モードで室外機が動かなくても室外機の故障や不具合では御座いませんのでご安心ください。

補足では御座いますが、エアコンの冷房運転や暖房運転のスイッチを入れた時は室外機のファンが動き出し、室内機と室外機の間で冷媒が循環し始めます。冷媒が循環することにより室内の熱エネルギーを吸収して室外に設置された室外機の熱交換器から熱エネルギーを排出したり、冷媒をコンプレッサーで圧縮することにより冷媒を温めて室内機の熱交換器に熱を放出することができます。冷房と暖房を稼働させる場合には両方とも室外機の裏側に冷媒の通ったアルミフィンから熱交換をしなければいけませんので、室外機自体に故障や不具合がなければ正常に稼働致します。

対処不要 送風運転モードではエアコンの室外機のファンは動かず、回りませんので、故障ではありません。

原因2 サーモオフ機能が働いているから

室内の温度がエアコンの設定温度に達すると、室外機の「サーモオフ機能」が働き、室外機のファンが一時的に止まることがあります。室外機が動かない、回らない場合は、エアコンの設定温度を変えて数分経つと室外機のファンが回り出します。故障ではありませんので慌てずに様子をみましょう。

対処不要 サーモオフ機能で室外機が動かないのは故障ではありませんのでご安心ください。

原因3 吹出口正面の距離不足で放熱できない

室外機の吹き出し正面に壁がある場合は放熱を行うのに距離不足となります。うまく放熱ができるように室外機周辺にはできるだけ物を置かず、空気の通り道をつくってあげましょう。

対処法 室外機の吹き出し口正面のスペースを確保する

全てのエアコンメーカーの取扱説明書でも記載がされておりますが、エアコンの室外機を設置する際の注意点として室外機の吹き出し口正面は効率的に放熱ができるように十分なスペースを確保するようにしましょう。

室外機の吹き出し口正面近くに壁がある場合には、放熱が妨げられて熱を帯びた冷媒が循環してしまい、エアコンの安全装置が作動して室外機が止まる原因にもなります。また、室外機周辺に障害物がある場合には、室外機から遠ざけることで冷媒の循環効率が向上して正常に室外機が稼働します。

原因4 吸排気口の詰まりや周辺物で通風不良

室外機の周りに物が置かれていると、吸い込んだ空気をうまく排出できず、熱がこもって放熱できません。放熱が妨げられると、エアコンは保護のために出力を落としたり停止したりして、室外機が動かない、ファンが回らない原因になります。

対処は簡単で、室外機の吹き出し口や吸い込み口の前後左右にある段ボール、植木鉢、カバー、落ち葉、雪などを取り除き、空気の通り道を確保してください。設置環境によっては、壁やフェンスとの距離が近すぎても同様の症状が出るため、周囲に十分なすき間があるかも併せて確認すると安心です。

対処法 吸排気口の落ち葉除去、周囲の清掃、室外機の周辺スペース確保

室外機は、周囲の空気を吸い込み、熱を外へ逃がすことでエアコンの性能を保っています。吸排気口に落ち葉やゴミが詰まったり、室外機の前後左右が物で塞がれたりすると、空気の通り道がなくなって放熱できず、保護制御で停止したりファンが回りにくくなったりします。まずは吸排気口まわりの落ち葉や土ぼこりを取り除き、室外機の周囲に置いてある段ボールや植木鉢、カバーなどを移動してスペースを確保してください。あわせて、室外機の下や背面の汚れも軽く清掃すると効果的です。なお、内部の分解やカバーを開ける作業は危険なため行わず、改善しない場合は点検を依頼しましょう。

原因5 パワートランジスタが故障しているから

エアコンのパワートランジスタとはエアコンの室外機のファンモーターの回転数やコンプレッサーの働く力を増幅させる役割とファンモーターとコンプレッサーのスイッチをONにして稼働させる役割があります。このパワートランジスタが故障していると、室外機のファンモーターやコンプレッサーが稼働しなくなり、室外機自体が動かなくなってしまいます。

対処法 エアコンのパワートランジスタの修理を修理会社に依頼しよう

原因6 制御基板が故障しているから

エアコンの制御基板はエアコンの全ての動作を管理して、室内機や室外機に命令を送るための役割を果たしております。エアコンの制御基板から送られた命令でエアコンの暖房運転、冷房運転、除湿運転、送風運転の変更や風向きや風量の調整やタイマー予約なども設定することが可能になります。エアコンの頭脳にあたる制御基板に不具合や故障がある場合には、適切に室外機に稼働をさせる命令を送ることができなくなり、室外機が動かなかったり、送風ファンが回らなかったりする原因となります。

対処法 エアコンの制御基板の修理を修理会社に依頼しよう

エアコンの制御基板が故障している場合には制御基板の修理を修理会社に依頼しましょう。制御基板の修理費用が高額になる場合には、修理をするより買い替えをした方がお得な場合もありますので比較検討をしてください。

原因7 室外機のファンモーターが故障しているから

経年劣化により室外機のファンモーターが故障や破損をすると適切に室外機のファンが動かない又は回らないことがあります。特に室外機のファンモーターのベアリングが腐食により錆びてしまったり、室外機のファンとモーターの接続部分のグリスが不足してくると室外機のファンモーターは故障がしやすくなります。

その他にも室外機の中にホコリやチリや枯れ葉や石ころなどの異物が侵入するとファンモーターに過度な負荷が掛かりファンモーターの故障の原因に繋がります。エアコンのファンモーターを長期間使用するためにも年に1回程度の頻度で構いませんので、エアコンクリーニング業者に室外機洗浄を依頼して室外機のメンテンスを行うことをおすすめてしております。

対処法 エアコンの修理会社にファンモーターの交換依頼をする

室外機のファンモーターが故障している場合には、自分で直すことはできませんので、エアコンの修理会社にファンモーターの交換依頼をしましょう。

原因8 (豪雪地帯限定)室外機が雪や霜に覆われているから

室外機が雪に埋もれてしまい大量の雪と霜に覆われている場合には、室外機の送風ファンとファンモーター部分が雪で凍ってしまいますので、ファンモーターの回転を妨げて室外機が動かなかったり、送風ファンが回転しない場合が御座います。

対処法 ぬるま湯を室外機にかける

北海道や東北地方などの豪雪地帯では、冬になると大雪が降りますので室外機が雪で覆われてしまいますと、エアコンの室外機が正常運転する前に霜取り運転を開始して通常の稼働が遅れる場合があります。霜取り運転の時間をできるだけ短くして、エアコンの通常運転に切り替えるためにも室外機の上に少量ずつぬるま湯をかけて室外機に付着した氷や雪を溶かすようにしましょう。

原因9 エアコンの電源プラグが抜けているから

エアコンの室外機が動かない、回らない場合は、エアコンの電源プラグが抜けている可能性があります。また、電源プラグを差し込んでも室外機が動かない、回らないときは、主電源であるエアコンのブレーカーが落ちていることも考えられます。

対処法 電源プラグを差し込む

エアコンの室外機が動かない又は室外機の送風ファンが回らない場合は、電源プラグがしっかり差し込まれているか、ブレーカーが落ちていないかを確認しましょう。また、電源プラグがしっかり差し込まれていて、ブレーカーも落ちていないけれど室外機に不具合が生じている場合、再度電源プラグを入れ直すと電源が入り室外機が動き出すこともあります。しかし、電源プラグを差し込んですぐにエアコンを運転すると故障する危険性がありますので、電源プラグを入れ直して5分ほど経過してからエアコンのスイッチを入れましょう。

原因10 四方弁が故障してるから

エアコンの室外機が動かない、回らない場合、室外機の四方弁が故障してる可能性があります。四方弁は室外機の内部に設置されており、圧縮機から送られてくる冷媒ガスの流れを制御する部品で、冷暖房の切り替えに欠かせない部品です。四方弁が正しく働いている場合、冷房を運転し通電やコンプレッサーが作動すると「カチッ」と音が鳴ります。四方弁に何かしらの異常がある場合は、「音が鳴らない」「冷房運転に切り替わらない」などで判断できます。また、冷房はつくけれど暖房はつかない場合、四方弁が故障している可能性があります。

対処法 四方弁の修理を業者に依頼する

室外機内部の四方弁が故障している場合、ご自身で修理することはできませんので、必ず修理業者に依頼するようしましょう。

原因11 室外機の過熱保護装置が作動しているから

エアコンの室外機が動かない、回らない場合、室外機の過熱保護装置が作動している可能性があります。エアコンを長時間運転していると、室外機の温度が上昇します。そのまま温度が上昇し続けると危険を伴うため、過熱保護装置が作動して自動的に室外機が止まる仕組みになっています。

対処法 室外機の熱が下がるまで待つ

室外機の過熱保護装置が作動して室外機が動かない、回らない場合は、しばらくの間そのままにして室外機の熱を下げましょう。熱が下がると室外機は再び動き出しますので、故障を疑う前にしばらく様子を見てください。また、室外機周辺に障害物がある場合や直射日光が室外機の天板に当たっている場合も、過熱保護装置が作動してしまうことがありますので、室外機周辺の風通しを良くして日陰をつくることが大切です。

原因12 冷媒ガスが漏れているから

エアコンの室外機が動かない、回らない場合、冷媒ガスが漏れている可能性があります。冷媒ガスは冷房や暖房使用時の熱の移動に不可欠なガスで、冷房時には室内の熱を屋外へ、暖房時には屋外の熱を室内へ移動させる役割があり、冷媒ガスが不足していると室外機が動かないことがあります。

対処法 冷媒ガスを補充する

エアコンの冷媒ガスが漏れて室外機が動かない、回らない場合は、冷媒ガスを補充する必要があります。一般的にエアコンの冷媒ガスが無くなることはありませんが、稀にエアコンの取り付け時の不具合やエアコンの故障などにより、エアコンの冷媒ガスが無くなることがあります。冷媒ガスが漏れている可能性がある場合は、修理業者に依頼してガス漏れの確認とガス補充をしてもらいましょう。

【より詳しく解説】エアコンのガス補充を自分で行うやり方|ガス補充の料金相場はいくら?

【修理会社20社に独自調査】エアコンの室外機が動かない、回らなくなる原因ランキングTOP3

(調査時期:2025年12月1日~2025年12月15日 調査対象:東京・神奈川・埼玉・千葉のエアコン修理会社合計20社 集計方法:自由回答 質問内容:「現場の修理でエアコンの室外機が動かない、回らなくなる原因TOP3は何?」)

(第一位) 室外機まわりの障害物による放熱不良
植木鉢、段ボール、カバー、落ち葉、積雪などで吸排気が妨げられると、室外機が保護制御で止まりやすくなります。周囲の物を片付け、吸排気口の清掃とスペース確保を行うだけで改善するケースがあります。

(第二位) フィルター詰まりなどで負荷が高くなっている
室内機のフィルターが目詰まりすると風量が落ち、冷暖房の効きが悪くなって室外機側に負荷がかかります。まずフィルター清掃を行い、再運転して挙動が変わるか確認してください。

(第三位) 正常動作の停止(暖房の霜取り、設定温度到達による停止)
暖房時は霜取り運転の間、室外機が一時停止することがあります。また、設定温度に達すると冷やし過ぎや暖め過ぎを防ぐため、室外機が止まったり動いたりを繰り返すことがあります。霜取り表示や運転状況を確認し、設定温度を少し変えて動作が変わるかで切り分けると判断しやすいです。

(注意)
ここで紹介する「エアコンの室外機が動かない、回らなくなる原因ランキングTOP3」は、エアピカがエアコンの修理会社20社に独自調査を行ってまとめたリアルな情報です。そのため、地域、設置環境、機種や使用年数によってエアコンの室外機の個々のトラブル原因は変わることをご了承下さい。エアコンの室外機が焦げたにおい、煙、コードの発熱、異常な振動音がある場合は使用を中止し、点検を依頼するようにお願いします。

エアコンの室外機が動かない又は室外機の送風ファンが回らない場合、自分でできる応急処置5選(優先順に確認を)

エアコンの室外機が動かない又は室外機の送風ファンが回らない場合、プロの修理業者に修理依頼をする前に自分でできる応急処置が5つありますので是非ともお試しください。自分でエアコンの室外機を直すことができたら修理業者に依頼をする手間も省けますし、経済的にもお得ですよ!

【自分でできる応急処置1】リモコンの設定を確認

  • 運転モードが冷房/暖房になっているか(送風・除湿だと挙動が変わる)
  • 設定温度を変更して反応を見る(冷房は下げる、暖房は上げる)
  • 風量を自動または強にする

【自分でできる応急処置2】室外機の周囲を確認(吸込口・吹出口の確保)

室外機の周りが塞がると保護停止や能力低下につながります。

  • 段ボール、植木鉢、ビニール、落ち葉、雪などが近くにないか
  • 吸込口や吹出口の前に物が置かれていないか

対処:周囲の物を離し、空気の通り道を確保してください。メーカー案内でも「周囲の障害物を取り除く」「エアコンの周辺を綺麗に掃除をする」などが示されています。

【自分でできる応急処置3】室内機のフィルターを掃除

フィルター詰まりで風量が落ちると、負荷が増えて停止しやすくなることがあります。
対処:フィルター清掃後に再運転して変化を確認してください。

【自分でできる応急処置4】電源リセット(メーカー手順に沿って実施)

一時的な制御の不調であれば、電源リセットで復旧する場合があります。
手順の例:

  1. 運転を停止する
  2. 電源プラグを抜く(または専用ブレーカーをオフ)
  3. 1分ほど待つ
  4. 電源を戻して再運転する

*ご自宅でお使いのエアコンのメーカーから発行されている取扱説明書を確認して、手順に沿って実施をお願いします。

【自分でできる応急処置5】応急運転スイッチを押す

エアコンの室外機が動かない又は室外機の送風ファンが回らない場合に上記の自分でできる応急処置の1~4の全てを行っても、室外機が全然動かない時は室内機の右下部分にある応急運転スイッチを押してください。応急運転スイッチを押すと、リモコン経由の命令ではなく室内機経由の命令で室外機と室外機の稼働し始めます。

応急運転スイッチを押しても、室外機が動かない場合にはエアコン自体が故障している可能性が非常に高いのでエアコンの修理会社に修理依頼をお願いしましょう。

室外機のファンだけ回らない場合の注意点

上記の確認をしても送風ファンが回らない場合、ファンモーターや制御系の不具合などで保護停止している可能性があります。無理に運転を続けると症状が悪化することがあるため、運転を止めて点検を依頼するのが安全です。

やってはいけないこと

  • 室外機のカバーを開ける
  • ファンを手で回す
  • 配線や配管に触る、加工する

自己修理や不適切な作業は危険として注意喚起があります。

連絡前にメモしておくとエアコンの修理会社による復旧が早い情報

  • 型番(室内機のラベル)
  • いつから、冷房/暖房どちらで起きるか
  • 外の気温や天候(雪、強風など)
  • エラーコードや点滅状況
  • 自分で試したこと(障害物除去、フィルター掃除、電源リセットなど)

エアコンの室外機が動かない、回らない場合の修理費用の目安

故障箇所修理費用相場
ファンモーター15,000~28,000円
コンプレッサー55,000~99,000円
制御基板22,000~44,000円
パワートランジスタ22,000~35,000円
四方弁50,000~150,000円
冷媒ガス漏れ25,000~48,000円

上記の金額は、室外機が「動かない/回らない」症状で実際に多い故障箇所ごとの修理費用の目安です。実際の請求額は、部品代だけでなく出張費・作業費(工賃)・診断料が加算されるため、同じ故障でも前後します。また、機種の年式(部品の入手可否)、設置状況(高所・狭所・屋根置きなど)、冷媒回収や再充填の有無によっても上下します。

特にコンプレッサー/四方弁/冷媒ガス漏れは冷媒系統の作業が絡みやすく高額になりがちなので、使用年数が長い場合は「修理」だけでなく買い替えも含めて総額で比較するのがおすすめです。依頼時は、型番・使用年数・症状(いつから/どの運転で/エラー表示)を伝えたうえで、**作業前に見積り(追加料金が出る条件も含む)**を確認してから進めると安心です。

エアコンの使用年数を確認してから、室外機の修理依頼を検討しましょう。

室外機が故障している可能性がある場合は、エアコンの使用年数を確認してから、室外機の修理依頼を検討しましょう。

エアコンの補修用部品(製品の機能を維持するために必要な部品)の保有期間は、法律で一律に製造から何年と決まっているわけではありません。一般に、メーカーや業界のルールに基づき「製造打ち切り後(製造終了後)から一定期間」部品を保有するとされ、エアコンは10年を目安として案内されることが多いです。

(参考リンク)

部品保有期間について 長年使用している製品ですが修理できますか。
買い替えか修理か迷っています。

(回答)ご購入から一定期間経過している場合、修理に必要な部品をご用意できず

修理できない可能性があります。製造打ち切り後の補修用性能部品(※1)の保有期間(※2)は下記のとおりです。エアコン保有期間>>10年

ダイキン工業株式会社

よくあるご質問「部品保有期間について」より引用
引用元:https://www.daikincc.com/faq/customer/web/knowledge2882.html

エアコンの室外機のトラブルに関するよくある質問

Q.室外機が回ったり止まったりするのは故障?

A.多くは故障ではなく正常動作です。
設定温度に達すると、冷やし過ぎ/暖め過ぎを防ぐために室外機が停止→必要になったら再開します。
やること:冷房なら設定温度を少し下げる(暖房なら上げる)→室外機が動き出せば正常の可能性が高いです。

Q.室外機の霜取り中の見分け方は?

A.暖房で「一時的に止まる/温風が出ない」のは霜取り運転の可能性があります。
見分けの目安は次の通りです。

  • しばらくすると(10〜20分程度で)暖房が再開する
  • 「プシュー」「シャー」「ポコポコ」など冷媒切替の音がすることがある(故障ではない場合あり)

Q.室外機から異音がするが回っているのは危険?

A.室外機の異音の種類で判断します。

  • 霜取り中の「プシュー」等は正常な場合あり
  • ただし、焦げ臭い/異常振動/動作が不安定/一部が異常に熱いなどが伴うなら、事故予兆として使用中止→コンセントを抜いて相談が推奨されています。
    やること:危険サインがあれば即停止。霜取りっぽい音だけなら様子見(長引くなら点検)。

Q.大雪が降ると室外機が動かないのはなぜ?

A.室外機の吸込口・吹出口が雪で塞がれている可能性が高いです。
メーカーは「通り道確保のため、周辺の雪を取り除く」対策を案内しています。
やること:室外機の前後左右・上に積雪がないか確認し、吸排気を確保。それでもダメなら霜取り長時間化や凍結も疑うことをおすすめします。

Q.エアコンの室外機が熱い/冷たいのは正常?

A.正常の場合が多いです。

  • 冷房時:室外機は室内の熱を外へ捨てるので熱くなりやすい
  • 暖房時:外気から熱を集めるため、状況によって冷たく感じることがある(霜取りで挙動が変わる)

Q.リセットしても室外機がすぐ止まるのはなぜ?

A.リセット直後に停止を繰り返す場合、偶発的な誤作動ではなく、エアコンが安全のために止まる保護動作(異常検知)になっている可能性が高いです。例として、室外機の通風不良、室内機フィルター詰まり、ファンモーターや制御基板の不具合、冷媒不足などが考えられます。エラー表示の有無を確認し、障害物除去とフィルター清掃まで行っても改善しない場合は点検を依頼してください。

Q.エラーコードが出たらどうする?

A.まず型番とエラーコード(点滅回数含む)をメモし、取扱説明書またはメーカー公式サポートで意味を確認しましょう。次に運転停止後、電源プラグを抜く(または専用ブレーカーを切る)→1分待つ→再運転の順でリセットします。再発する、運転できない、焦げたにおい・異常音・コード発熱がある場合は使用を中止し、点検を依頼してください。


お住いの地域からプロのエアコンクリーニング職人を探して注文しよう!

  • STEP1 お住いの地域を選択  
  • STEP2 お気に入りの職人を選んで注文(簡単1分)

【北海道・東北エリア】
北海道| 青森| 岩手| 宮城 (仙台) | 秋田 | 山形 | 福島

【関東エリア】
東京| 神奈川 (横浜)| 埼玉| 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木

【北陸・甲信越エリア】
山梨| 新潟| 長野| 富山 | 石川 | 福井

【東海エリア】
愛知 (名古屋)| 岐阜| 静岡| 三重

【関西エリア】
大阪 (堺)| 兵庫 (神戸)| 京都| 滋賀 | 奈良 | 和歌山

【四国エリア】
徳島| 香川| 愛媛| 高知

【中国エリア】
鳥取| 島根| 岡山| 広島 | 山口

【九州・沖縄エリア】
福岡| 佐賀| 長崎| 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄