【この記事で分かること】

エアコンを本格的に利用するシーズン前にエアコンの試運転のやり方を知りたいけどやり方分からないので誰か教えてほしい・・・とあなたはこんなお悩みを抱えておりませんでしょうか!?

本記事ではエアコンの試運転のやり方を解説するだけでなく、エアコンの試運転が必要な理由を詳しく紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。

エアコンの試運転が必要な理由

エアコンの試運転を行う理由はいくつかあります。以下に主な理由をまとめました。

エアコンの動作確認

  • 長期間使用していないエアコンが正常に動作するかを確認する
  • 冷房・暖房の機能が適切に動作するか確認する
  • リモコンやその他の操作部分が正常に機能するか確認する

冷媒の確認

冷媒の漏れや不足がないかを確認することができ、効率的にエアコンが機能するためには冷媒が適切な量であることが重要です。

温度設定と風量調節の確認

エアコンの試運転を通じて、温度設定や風量の調整が適切かどうかを確認することができます。

トラブルの早期発見

  • 本格的な使用シーズン前に異音や異臭などの不具合を発見できます
  • 修理が必要な場合、使用頻度が高くなる前に対応できます

正しいエアコンの試運転のやり方

誰でも簡単にできるエアコンの試運転の正しいやり方を解説しておりますので是非ともご参考にしてください。

その1 コンセントにホコリが溜まっていないか確認

エアコンのスイッチを入れる前に必ず、エアコンのコンセント周辺が綺麗な状態であることを確認しましょう。エアコンのコンセントにホコリやペットの毛などの汚れが付着していると、発火の恐れがあります。事前にエアコンのコンセント一度抜いてから、刷毛や乾いた雑巾を使ってコンセントのプラグ部分を掃除するようにしてください。

その2 リモコンの電池が入っているか確認

エアコンのリモコンを取り出して、電池が入っているか確認をしましょう。電池が入っていない場合にはお近くのホームセンターなどで購入をして電池を入れてください。

その3 エアコンの受光部を掃除する

エアコンの受光部がホコリなどで汚れている場合には、リモコンの操作が難しくなりますので、乾いたタオルで受光部の汚れを落とすようにしましょう。

その4 室内の気温よりマイナス3℃以上で冷房運転を入れる

エアコンのリモコンを使って室内の気温よりマイナス3℃以上で30分以上、冷房運転を入れてください。エアコンの冷房運転の設定温度を室内の気温と同じにしてしまうと、送風ファンが止まることがありますので、エアコンの試運転を行いエアコンの異常や不具合を確認することができませんので必ず、室内の気温よりマイナス3℃以上に設定してください。

また、エアコンの異常や不具合はエアコンの稼働直後に確認できるものは少なく、エアコンを稼働させてから15~30分程度で異常や不具合を確認することができることが大半ですので最低30分以上は試運転を行うようにしましょう

試運転時のチェックポイントは9箇所

夏場に快適にエアコンを利用するために、エアコンの試運転をゆとりを持って行うことは非常におすすめです。エアコンクリーニングのプロが教えるエアコンの試運転時のチェックポイントを9箇所詳しく分かりやすく解説しておりますので、是非ともご参考にしてください。

エアコン稼働時の異音

エアコンのスイッチを入れると「カタカタ」「キュルキュル」「シュー」「ポコポコ」「ブーン」などの異音は、エアコンの故障によるものではない場合がほとんどですので、エアコンクリーニングで解消されることが多いです。エアコン内部にある熱交換器やドレンパン、送風ファンやフィルターなどを業者にクリーニングしてもらうことで、エアコンの汚れがなくなり異音が解消されることもあります。

【より詳しく解説】エアコンから異音が出る原因と対処法(カタカタ・キュルキュル・シュー・ポコポコ・キーンの異音も解消可能!)

エアコンから出る風の臭い

エアコンから出る風が臭い場合は、エアコン内部に付着したカビが原因の可能性があります。夏場に頻繁にエアコンの冷房を使用して、エアコン内部に溜まった結露を乾燥させずにそのままの状態で放置していると、カビが発生・繁殖しやすくなり不快な臭いの原因になりますので、定期的にエアコンクリーニングをすることをおすすめします。

【より詳しく解説】エアコンを掃除したのに臭いのはなぜ?原因別対処法5選

エアコンから風が出てこない

エアコンのスイッチをつけてもエアコンから風が出てこない場合は、エアコンのフィルターに埃やカビ、ダニの死骸や糞などが付着して空気の通りが悪くなっている可能性があります。また、ルーバーに埃などが溜まっている状態でも風の通りが悪くなる場合もあります。フィルターやルーバーに付着している埃やカビなどを取り除くことで空気の通りがよくなりエアコンの効率も上がりますので、定期的にフィルターやルーバーを掃除しましょう。

エアコンのスイッチをつけてすぐに停止する

エアコンのスイッチをつけてすぐに停止する場合は、エアコンの冷房運転の設定温度を下げて試運転を再開しましょう。冷房の設定温度が室内の温度と同じ場合、設定温度より室内の温度が下がらないように送風ファンが停止することがありますので、室内の温度よりも3度ほど低く設定することをおすすめします。それでも停止する場合は、「リモコンで本体リセットする」、「コンセントを抜き差する」、「ブレーカーを落とす」などを試してみてくださいね。

リモコンの液晶画面が消えかけている、エアコンが稼働しない

リモコンの液晶画面が消えかけている、エアコンが稼働しない場合は、リモコンの電池が切れている可能性があります。電池の寿命は1年ほどですので、新しい電池に交換しましょう。新しい電池に交換してもリモコンに不具合が生じている場合は、一度電池をリモコンから抜いて、抜いた状態でリモコンのボタンをどれでもいいので10秒ほど長押ししてリモコンをリセットしてください。その後再度新しい電池を入れて、リモコンの液晶画面がはっきり表示されているか、エアコンが稼働するか確認しましょう。

タイマーランプの点滅

エアコンの室内機の赤色のタイマーランプが点滅している場合には、エアコンが何かしら不具合や故障をしている可能性があります。エアコンの試運転時にタイマーランプが点滅している場合には下記の手順に従ってエラーコードを確認して不具合や故障の原因を特定するようにしましょう。

【メーカー別:リモコンからエラーコードを診断する方法】

ダイキン工業のエアコンの場合

(解説)リモコンの「取消」または「終了/取消」ボタンを5秒長押しすると、リモコンにエラーコードが表示されます。

~ダイキン工業製エアコンのエラーコード別故障内容~

  • 00:原因が検知できない不具合
  • A0:冷媒洩れの検知
  • A1:プリント基板の不具合
  • A3:水位異常による不具合
  • A5:熱交換器の異常を検知
  • A6:ファンモーターの不具合
  • AH:エアコン機能の不具合「マイナスイオン発生器」、「ストリーマ」、「フィルター自動おそうじ」いずれかの機能に不具合が発生
  • C4:サーミスタの不具合を検知
  • C7:パネル開閉の不具合を検知
  • C9:サーミスタの不具合を検知
  • CA:温度センサーの不具合を検知 吹出口の湿度センサ-に不具合を検知
  • CC:湿度センサーの不具合を検知 湿度センサーに不具合を検知
  • CH:ガスセンサーの不具合を検知
  • E1:プリント基板の不具合 室外機プリント基板のマイコンが正常に動作していない
  • E3:高圧圧力の不具合を検知 運転中に高圧圧力が上昇しすぎたことにより停止
  • E5:圧縮機の不具合を検知 圧縮機(コンプレッサー)の温度が高くなりすぎたことにより停止
  • E6:圧縮機の不具合を検知 圧縮機(コンプレッサー)の過電流により停止
  • E7:ファンモーターの不具合を検知
  • E8:圧縮機の不具合を検知 圧縮機(コンプレッサー)の過電流により停止
  • E9:電動弁の不具合 室外機内の電動弁が正常に動作していない
  • EA:四路切替弁の不具合

パナソニックのエアコンの場合

(解説)リモコンの「お知らせボタン」を押すと、リモコンにエラーコードが表示されます。

~パナソニック製エアコンのエラーコード別故障内容~

  • E2 ドレン水位異常
  • E3 室温センサ異常
  • E4 室内配管センサ異常
  • E5 リモコン異常
  • E6 室内外伝送異常
  • E9 ルーバ異常
  • E10 輻射センサ異常
  • E11 加湿器異常
  • E13 過電流保護異常
  • E15 高圧カット異常
  • H11 エアコン本体と室外機の通信不良
  • H14 エアコン本体のセンサー異常
  • H16 エアコンが運転しているのに少量しか電流が流れていない
  • H19 エアコン本体から風を送るファンの回転不良

日立のエアコンの場合

(解説)リモコンの運転ランプが点滅している場合は、リモコン上にエラーコードが表示されます。

~日立製エアコンのエラーコード別故障内容~

  • 01:室内保護装置異常
  • 02:室外保護装置作動
  • 03:室内(蓄熱)室外ユニット間伝送異常
  • 04:INV、室外基板伝送異常
  • 05:相検出異常
  • 06:電源電圧異常  INV電圧不足
  • 07:吐出ガススーパーヒート低下
  • 08:冷媒ガス不足
  • 09:コネクタ接触不良、室内熱交換器詰まり不良
  • 11:吸込サーミスタ不良
  • 12:吹出温度サーミスタ異常
  • 13:室内熱交液管(凍結)サーミスタ異常
  • 14:室内熱交ガス管サーミスタ異常
  • 20:圧縮機上部温度サーミスタ異常

富士通のエアコンの場合

(解説)リモコンの表示部に点検の画面が表示され、異常の内容を音声でお知らせします。

~富士通製エアコンの故障内容を確認する方法~

  • タイマーランプが2~5回点滅する>>シリアル信号エラー
  • タイマーランプが6~8回点滅する>>室内機制御部異常
  • 運転ランプが2回点滅する/タイマーランプが2~3回点滅する>>室内機サーミスタ異常
  • 運転ランプが3回点滅する/タイマーランプが2~4回点滅する>>室外機サーミスタ異常
  • 運転ランプが4回点滅する/タイマーランプが2~8回点滅する>>室内機制御部異常
  • 運転ランプが5回点滅する/タイマーランプが2~5回点滅する>>室外機過電流保護
  • 運転ランプが5回点滅する/タイマーランプが6~7回点滅する>>室外ファンモータ回転異常
  • 運転ランプが6回点滅する/タイマーランプが2~3回点滅する>>室内ファンモータ回転異常
  • 運転ランプが7回点滅する/タイマーランプが2~4回点滅する>>冷凍サイクル異常、吐出温度保護
  • 運転ランプが8回点滅する/タイマーランプが2~4回点滅する>>アクティブフィルタ異常
  • 運転ランプが交互点滅・連続/タイマーランプが交互点滅・連続>>停電復帰

シャープのエアコンの場合

(解説)リモコンの「確認」ボタンを押して、「温度・湿度」を選択します。本体送受信部に向けて「決定」ボタンを押すと、エラーコードが表示されます。

~シャープ製エアコンのエラーコード別故障内容~

  • 1-0 熱交サーミスタ異常
  • 1-3 二方弁サーミスターのショート異常
  • 2-0 コンプレッサーの高温異常
  • 2-1 コンプレッサーの吐出温度異常
  • 7-0 AC過電流異常・室外機の故障
  • 7-1 OFF時過電流異常・室外機の故障
  • 7-2 AC最大電流異常・室外機の故障
  • 7-3 AC電流不足異常・室外機の故障
  • 17-0 室外LED点灯・室外機・通信のエラー
  • 17-1 室外LED消灯・室外機電源入らず・室外機の故障
  • F9 エアコンに過度の負担がかからないように制御しているときの表示

東芝のエアコンの場合

(解説)リモコンの「点検」ボタンを押すと、リモコンにエラーコードが表示されます。

~東芝製エアコンのエラーコード別故障内容~

  • 11:室内ファンモーター異常
  • 13:熱交温度異常
  • 14:室外過電流

エアコンフィルターの汚れ

エアコンの試運転前にエアコンの本体カバーを開けて、フィルターを取り外してフィルターの表面がホコリや髪の毛や黒カビやダニの死骸や糞などで汚れていないか確認をしましょう。エアコンのフィルターが汚れている場合には、お風呂場や洗面台で中性洗剤と柔らかいブラシを使って掃除をすることをおすすめします。中性洗剤でフィルターを綺麗にした後は水洗いを行って、直射日光の当たる場所ではなく日陰で乾燥させてください。フィルターに水分が付着した状態でエアコンの本体に戻すとせっかくフィルター掃除を行ったのにカビが繁殖してしまう原因になり非常に勿体ないです。

【お掃除機能付きエアコンの場合もフィルター掃除は必須】

ご自宅のエアコンがお掃除機能付きエアコンの場合でもフィルター掃除は必要不可欠です。お掃除ロボットはフィルターに付着した大まかなホコリや人間の毛程度しか取り除くことができず、油汚れやダニの死骸や糞やチリなどの汚れを落すことはできません。お掃除機能付きエアコンの場合でもご自身でエアコンのフィルターを取り外してから中性洗剤とブラシを使って2週間に1回程度の頻度を目安に掃除を行うようにしましょう。

(補足:エアコンのフィルター掃除をする際にはマスクを必ず着用して、窓を開けて十分に換気を行った状態で行いましょう。エアコンのフィルターに付着したアレルゲン物質を吸い込んでしまうと呼吸器系の疾患を患う危険性がありますのでご注意ください。)

【より詳しく解説】エアコンのフィルター掃除法と手順|フィルターが汚れにくくなる裏技アイテム紹介

風向板(ルーバー)の動作確認

エアコンの試運転時には必ずリモコンで風向板(ルーバー)の動作確認を行いましょう。リモコンで風向板(ルーバー)が上下、左右に操作できるかを事前に確認することで、安心してエアコンを使うシーズンを迎えることができます。

【より詳しく解説】

エアコンの暖房の風向きは真下がおすすめ!効率的に室内を暖めるコツ解説

エアコンの冷房の風向きは水平又は上向きがおすすめ!冷房の風向きを正しくすると電気代の節約に!

エアコン本体から水漏れしている

エアコンの試運転時に必ず30分以上冷房運転を行い、エアコンから水漏れが発生していないか確認をしましょう。水漏れが発生すると、様々なエアコンの不具合が発生してしまう原因に繋がるだけでなく、エアコンの発火を引き起こす原因にもなります。エアコンから水漏れが発生した場合には、即座にエアコンの使用を中止してエアコンの修理業者又はエアコンクリーニング業者に水漏れの修理依頼をお願いすることをおすすめします。

エアコンの吹出口についた少量の水滴が垂れる場合

エアコンの吹出口についた水滴が垂れる場合は、室内がエアコン内部に結露が発生しやすい環境になっている可能性があります。冷房使用中に窓を開けて換気をしたり、エアコンの設定温度が19℃以下に設定されていると結露が発生しやすくなりますので、エアコンの設定温度を20℃以上に設定して風向板を上向きにしましょう。

エアコンの吹出口からボタボタと大量の水漏れしている場合

エアコンの吹出口からボタボタと水漏れしているときは、ドレンホースが詰まって排水できなくなっていたり、エアコンのフィルターやエアコン内部が汚れで詰まって結露水をうまく排水できていない可能性があります。ドレンホースやフィルター、エアコン内部を掃除して詰まりを取り除くことで水漏れが改善する場合もありますので、掃除をすることをおすすめします。

エアコン本体の背面から水漏れしている場合

エアコン本体の背面から水漏れしているときは、エアコン本体の設置状況や故障、ドレンホースの詰まりの可能性があります。エアコン本体の設置状況や故障は業者による状態確認が必要ですので、エアコンを購入した店舗や修理業者に依頼しましょう。また、ドレンホースの詰まりが原因の場合は、詰まりを取り除くと水漏れが改善する場合もありますので、掃除をすることをおすすめします。

【より詳しく解説】【水漏れ解消】エアコンのドレンホース詰まりの原因と対策法

【お住いの地域からプロのエアコンクリーニング職人を探して注文しよう!】

  • STEP1 お住いの地域を選択  
  • STEP2 お気に入りの職人を選んで注文(簡単1分)

【北海道・東北エリア】
北海道青森岩手宮城仙台) | 秋田山形福島

【関東エリア】
東京神奈川横浜)| 埼玉千葉茨城群馬栃木

【北陸・甲信越エリア】
山梨新潟長野富山石川福井

【東海エリア】
愛知名古屋)| 岐阜静岡三重

【関西エリア】
大阪)| 兵庫神戸)| 京都滋賀奈良和歌山

【四国エリア】
徳島香川愛媛高知

【中国エリア】
鳥取島根岡山広島山口

【九州・沖縄エリア】
福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄