【この記事で分かること】
せっかくエアコンを掃除したのに臭いが取れなくて悩んでいらっしゃいますか?
本記事ではエアコン掃除をしても臭いがする原因別対処法を解説するだけでなく、エアコン掃除後でも特にエアコンのつけ始めに臭いがする理由やエアコンのカビ臭い・酸っぱい・半乾き臭などの臭いを予防する方法やエアコンの臭いを悪化させるNG行為等を詳しく紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。
【自分でエアコンを掃除する方法の総合解説ページ】
~目次~
エアコン掃除をしても臭いがする!原因別対処法5選

せっかくエアコン掃除をしてもカビの臭いがして残念・・・そんなお悩みの方は是非ともカビの臭いがどこから来ているかの原因を把握して、それぞれの対処方法をご紹介しますので是非ともご参考にしてください。
原因その1 エアコンのドレンパンにカビエアコンのるから

エアコンのドレンパンにカビが残っている場合には、エアコンの掃除をした後でも、エアコンのスイッチをONにすると酸っぱい臭いやカビ特有の臭いが漂ってきます。エアコンのドレンパンは本体のケーシングと上下で嚙み合わさっている場所ですので、ドレンパンの奥側の汚れは見えにくなっております。そのため、ドレンパンの奥側に黒カビが残り、洗い漏れがあると、カビの臭いが残ってしまいます。
【具体的な対処法】

エアコンの掃除後にもカビの臭いを残さないためにも、エアコン本体からドレンパンを取り外してからドレンパンを洗うようにしましょう。エアコン本体からドレンパンを取り外すことによって、隅々まで綺麗にカビを取り除くことが可能です。
原因その2 エアコンの熱交換器の裏側にカビが残っているから

エアコンの熱交換器に付着した黒カビを取り除くために、エアコンの熱交換器の正面から高圧洗浄機をあてるだけでは、熱交換器の裏側にカビが溜まってしまいます。プロが利用している3.5Mpa~8.0Mpaの高圧洗浄機では熱交換器の正面から高圧洗浄機をあてても黒カビを熱交換に貫通して全て取り除くことはできません。
【具体的な対処法】
ドレンパンとファンを取り外してから行う完全分解エアコンクリーニングをしましょう。熱交換器の裏側からも高圧洗浄機の水を当てることができるので、エアコンの熱交換器の裏側に固着している黒カビも除去でき、エアコンのカビ臭い・酸っぱいなどの刺激臭を全て綺麗に取り除くことができます。
原因その3 エアコン内部の水分が残って半乾きの状態だから

エアコン内部の水分が残っていると、エアコンから半乾きの臭いが漂ってきます。洗濯物を乾燥させている際中に、半乾きの洋服を臭うと酷い臭いがするのと同じ原理で、エアコンも水分が残っていると半乾きの臭いがします。特にドレンパンの中には水分が滞留していることが多いので、ドレンパンに水分が多く残っていると半乾きの刺激臭が残ります。
【具体的な対処法】

エアコン内部の水分をしっかりと取り除くために、エアコンのリモコンで設定温度30℃の暖房に切り替えて、暖房運転を15分程度行ってください。設定温度30℃の暖房運転を行うとエアコン内部の水分が全て乾燥して、半乾臭を取り除くことが可能です。
原因その4 ドレンホースの汚れの臭いが逆流しているから
エアコンのドレンホースの内部にカビやホコリなどの汚れが詰まっている場合にはドレンホースの臭いが逆流して、エアコンの室内機からカビの臭いが漂うことがあります。エアコンのドレンホースの内側は蛇腹状になっておりますので、蛇腹状の隙間にたくさんのカビが固着していることが多いです。意外と思われるかもしれませんが、プロのエアコンクリーニング会社にエアコンクリーニングを依頼しても、ドレンホース洗浄は標準プランのエアコンクリーニングには含まれていないことが多いのが現状です。
【具体的な対処法】
エアコンの掃除をする際には必ずドレンホースも一緒に掃除をするようにしましょう。ドレンホースを綺麗にする方法としましては、是非とも下記の手順で行ってください。
STEP1 エアコンの本体カバーを取り外す。

エアコンの本体カバーを取り外す際にはドライバーを使ってネジを取り除いてから、本体カバーの上部にあるフックのロックを解除してから手前側にゆっくりと取りはずしてください。エアコンの本体が古い場合ですと、本体カバーのプラスチック部分が割れることがありますので、慎重且つ丁寧に行ってください。
STEP2 ドレンパンとドレンホースを切り離す。

エアコンの本体カバーを取り外すとドレンパンの裏側にドレンホースと接続している部分がありますので探してください。こちらの接続部分は右配管か左配管かで接続位置が異なりますので、ご注意ください。ドレンパンとドレンホースの接続部を見つけたら、接続部の裏側に1本だけビスが締まっておりますのでラチェットドライバーを使ってビスを取り外してください。ビスを取り外すとドレンパンとドレンホースを切り離すことが可能になります。
【プロ解説:ドレンホース裏側のビスを上手に外すコツ紹介】

ドレンホースの裏側にあるビスを取り外すのは実は非常に難しいです。一般的にホームセンターで売っているラチェットドライバーを使ってビスを取り外そうとすると、ラチェットドライバーの柄がエアコンのケーシングに干渉して上手く取り外すことができません。そこで皆さんにおすすめしたいのが、市販のラチェットドライバーの柄をノコギリ等を使って半分にカットすると、ドレンホースの裏側にあるビスを簡単に取り外すことができます。
STEP3 室内機側からドレンホースの穴に次亜塩素酸ナトリウムを含む洗剤を入れる。

ドレンパンとドレンホースを切り離したら一度養生テープ等を活用して室外機側のドレンホースの穴を塞いでください。そして、室内機側からドレンホースの穴に次亜塩素酸ナトリウムを含む洗剤を入れ10分程度放置をしてください。次亜塩素酸ナトリウムをドレンホースの内部に入れて10分程度放置しているとドレンホース内部のカビが死滅します。
STEP4 室内機側からドレンホースの穴に高圧洗浄機で一気に黒カビを取り除く。

室外機側のドレンホースの穴を塞いでいた養生テープを取り外してから、室内機側のドレンホースの穴に向かって高圧洗浄機で水を流してください。そうすると、反対側の穴から一気に黒カビが一気に出てきて、ドレンホースの内部をピカピカにすることが可能です。
原因その5 エアコンクリーニングの洗剤がエアコン内部に残っているから
エアコンクリーニングの洗剤がエアコン内部に残っている場合、エアコン内部から臭いが発生することがあります。特にエアコンクリーニング業者の多くが次亜塩素酸ナトリウムが含まれた洗剤を使うことが多いのですが、その洗剤を使った後にドレンパンや熱交換器や送風ファンに十分な水で洗い流さなかった場合には、次亜塩素酸ナトリウム特有の塩素臭(プールで臭うツーンとした臭い)が残ります。
【具体的な対処法】

エアコンクリーニング専用の洗剤を使ってエアコンクリーニングをする場合には特にドレンパンや熱交換器や送風ファンに洗剤が残らないように高圧洗浄機を使って洗剤を全て落とすようにしましょう。アルカリ洗剤や強アルカリ洗剤を利用する方は、洗剤残りがあると特有の臭いが残るだけでなく、熱交換器のアルミフィンを腐食させてしまう危険性もありますので、熱交換器の正面からだけでなく左斜めと右斜めから高圧洗浄機でしっかりと水を当てて洗剤が残ることを防いでください。
エアコン掃除後でも特にエアコンのつけ始めに臭いがする理由

エアコン掃除後でも特にエアコンのつけ始めに臭いがする理由は、エアコンの送風ファンに黒カビの胞子やホコリが付着しており、エアコンのスイッチを入れると送風ファンが回転することで黒カビの胞子とホコリを一気にエアコンの外へ拡散させるからです。
そのため、エアコンのつけ始めにカビ臭い・酸っぱい・半乾き臭などの臭いが発生することがあります。
完全分解エアコンクリーニングならエアコンの臭いを全て取り除けます!

エアコンを稼働させたときの悪臭の元となるのは、エアコン内部やファン、ドレンパン、熱交換器などの部品に発生・繁殖したカビや埃、雑菌などです。完全分解エアコンクリーニングでは、エアコン内部はもちろん、個々の部品を取り外して一つ一つ丁寧に洗浄するため、標準のエアコンクリーニングと比較すると細かい汚れや埃、カビや雑菌などをより隅々まで取り除くことが可能です。
「エアコンを2年以上掃除していない」
「ファンやドレンパン、熱交換器などの目で見える部分の部品が黒くなっていて汚い」
などの場合は、自分で完全分解エアコンクリーニングをすることは難しいので、プロに依頼することをおすすめします。定期的な完全分解エアコンクリーニングを行って悪臭を解消し、日常を快適に過ごしましょう。
自分でエアコンの臭いを予防する方法

自分でエアコンのカビ臭い・酸っぱい・半乾き臭などのかび臭いを予防する方法を詳しく解説致しますのでご確認ください。どれも手軽に実践できるものばかりですよ!
エアコンのフィルター掃除を2週間に1度行う

エアコンのフィルター掃除は、2週間に1度行うことが理想です。ただし、エアコンの使用時間や生活環境など、各家庭の生活スタイルによって掃除の頻度は違います。一般的には2週間に1度ですが、フィルターがひどく汚れている場合は、掃除の頻度を短くするとよいでしょう。フィルター掃除は簡単で、「エアコンからフィルターを取り外して水洗いし、陰干しする」だけですので、定期的に掃除することをおすすめします。
エアコンの内部クリーン機能を利用する

エアコンの内部クリーン機能をご存知でしょうか?冷房をつけたりや除湿運転をすると、エアコンの内部に水分が溜まるため、カビや雑菌が発生・繁殖しやすくなります。そこで内部クリーン機能を利用してエアコン内部を乾燥させ、カビや雑菌の発生・繁殖を抑制します。ちなみに内部クリーン機能を1回使用したときの電気代は、3円ほどですので、冷房や除湿をしたあとに内部クリーンをすることを習慣にすると、室内の空気を清潔に保てるので健康的にも安心ですね。
エアコンを利用しない時はエアコンカバーを取り付ける

エアコンを利用しない時は、エアコンカバーを取り付けることをおすすめします。エアコンカバーを取り付けることによって、エアコン内部にカビや埃が蓄積するのを防ぎ、エアコンを稼働したときの嫌な臭いの発生も抑えることができます。エアコンカバーを使用したことがない方や購入を迷っている方は、この機会にぜひ試してみてくださいね。
除湿器を利用する

夏場にエアコンを利用した後は毎日30分程度除湿器を稼働させるようにしましょう。除湿器を稼働させることによってエアコン内部に溜まった結露水を除湿器が回収することができますので、結果としてエアコン内部にカビが生えにくい環境を作ることができます。エアコンのカビ臭い・酸っぱい・半乾き臭を抑えるために是非ともご自宅でも実践してみてくださいね。
年に1回エアコン洗浄業者にエアコンクリーニングを依頼する

エアコンのカビの臭いをしっかりと取り除くためにも年に1回エアコン洗浄業者にエアコンクリーニングを依頼するようにしましょう。プロの業者は高圧洗浄機と専用の洗剤を使ってエアコン内部の熱交換器やドレンパンや送風ファンまで綺麗にカビを除去してくれます。仕上がり具合も自分で行うより、はるかに綺麗になりますので非常におすすめです。
エアコンの臭いを悪化させるNG行為
エアコンを掃除したのにエアコンから酷い臭いがして困る・・・もしかしたら、エアコンの掃除の仕方が間違っているかもしれません!!こちらではエアコンの臭いを悪化させるNG行為をご紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。
市販のエアコンクリーナーを使用する

自分でエアコンを掃除する場合、市販のエアコンクリーナを使用する方が大半だと思いますが、ここで注意しなければならないのは、エアコンクリーナーは表面の汚れだけを落とし、エアコン内部の汚れまでは落とせないということです。例えば、洗い流さないタイプのクリーナーでファンやドレンパンを洗浄した場合、カビや埃はもちろん、しっかりクリーナーも拭き取らないと詰まりや臭いの原因になり、掃除をする前よりエアコンの状態が悪くなってしまうかもしれません。
また、残ったクリーナーと埃によって水の通り道であるドレンホースが詰まり、エアコンの水漏れを引き起こしてしまうこともあります。さらに、スプレータイプのクリーナーは、スプレーしてはいけないところにまで洗浄剤がかかってしまい、エアコンの劣化や故障、火災の原因になる可能性もあります。
エアコンのフィルターを乾かさず取り付ける

エアコンのフィルターは、取り外して水洗いをし、陰干しして乾かすのが基本です。カビや汚れがひどい場合は、フィルターを取り外し、洗剤を入れたぬるま湯につけ置きしてからブラシを使って洗い、陰干しします。
ここで注意したいのは、水洗いしたあとのフィルターは、しっかりと乾かしてからエアコンに戻すことです。せっかくキレイに洗浄しても、フィルターが湿った状態でエアコンに戻したら、再びカビや雑菌が発生・繁殖し、臭いを悪化させる原因になります。
【エアコンのフィルターを乾燥させないと起こる問題】

エアコンのフィルターを掃除した後はしっかりとタオルを使って水分を取り除いてから陰干しして乾かしてください。フィルターに水分がたくさん付着している状態でフィルターをエアコン本体に取り付けると下記のような問題が発生しますのでご注ください。
カビの発生

エアコンのフィルターをしっかり乾燥させずに濡れた状態のまま使用していると、エアコン内部でカビが発生・繁殖します。カビは湿気を餌にどんどん成長し、エアコンの風を通して室内にアレルギー物質を撒き散らします。特に、マイコトキシンというカビが放つ微粒子は、肝臓や腎臓などを傷つけることが分かっています。マイコトキシンに限らず、カビの他の微粒子が体に入り込んでしまうと、喘息や肺炎などの呼吸器に関わる病気にかかりやすくなり、それまでアレルギーとは無縁だった方でも、アレルギー体質になってしまうこともあるので注意が必要です。
故障の危険性

エアコンのフィルターをよく乾燥させずに湿った状態のままエアコンを使用すると、湿気や水分に弱いエアコン内部の電子部品が故障して、エアコン本体が稼働しなくなる危険性があります。たとえエアコンが使えていたとしても、何回もフィルターを湿ったままエアコンに戻していると、内部の電子部品はもちろん、ドレンパンやファンなども劣化し、エアコン本体の劣化も早まってしまいます。エアコンを長期的に使用するためには、フィルターをしっかり乾かしてからエアコンに戻しましょう。
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