
【この記事で分かること】
エアコンのマニホールドゲージの正しい使い方とガス圧の診断方法を知りたいと悩んでいませんか?マニホールドゲージは配管内に冷媒ガス(フロンガス)が適切に充填されているを確認するために利用されエアコンの取り付け設置で非常に大切な工程のひとつです。
本記事ではエアコンのマニホールドゲージの正しい使い方とガス圧の診断方法を解説するだけでなく、マニホールドゲージを使ってガス圧の診断結果で適正なガス圧の目安、エアコンのマニホールドゲージの選び方、おすすめのマニホールドゲージも紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。
~目次~
エアコンのマニホールドゲージとは?
エアコンのマニホールドゲージとはエアコンの配管内に充填されている冷媒ガス(フロンガス)の圧力計測をする工具です。
主にエアコンのマニホールドゲージはエアコンの取り付け設置の工程のひとつとして行われ、冷媒ガスが適切に充填され十分なガス圧が確保されているかどうかを判断することが可能です。
マニホールドゲージの赤と青メーターの違い
エアコンのマニホールドゲージの赤色メーターと青色メーターの違いについて解説をしていきます。まず、エアコンのマニホールドゲージの赤色メーターは高圧側つまり送りの2分配管側のガス圧を測定する際に使います。
一方、エアコンのマニホールドゲージの青色メーターは低圧側つまり戻りの3分配管側のガス圧を測定する際に使います。
エアコンのマニホールドゲージの正しい使い方
エアコンのマニホールドゲージの正しい使い方は下記の手順で行います。手順に従ってマニホールドゲージを使えば、正しく冷媒ガスのガス圧を計測できますので実践してみてくださいね。
【マニホールドゲージの正しい使い方と手順】
STEP1 室外機の側面カバーを取り外す。
STEP2 バルブキャップを外す。
STEP3 サービスポートのムシにゲージマニホールドを取り付ける。
STEP4 ゲージマニホールドと真空ポンプを接続する。
STEP5 真空ポンプのスイッチを入れて真空ポンプからゲージマニホールドまでのホースを真空にする。
STEP6 真空ポンプでサービスポートまでのホースを真空にする。
STEP7 真空ポンプ側のホースに冷媒がいかないようにチャージバルブを締める。
STEP8 真空ポンプを取り外す。
STEP9 チャージバルブでサービスポートのムシを押す。
STEP10 ゲージマニホールドのメモリを確認してガス圧を計測する。
ガス圧診断で適正なガス圧の目安
マニホールドゲージを使って冷媒ガスがどの程度入っているかを診断する際に、適正なガスの目安は以下の通りです。
気温が15℃未満の場合 0.9MPa程度
気温が15℃以上の場合 1.2MPa程度
ガス圧が低すぎる場合には冷媒ガスが抜けてなくなったか、配管の長さが長すぎて冷媒が足りないかのどちらかですので、いずれにせよガスチャージをして冷媒を増やしガス圧を適正値まであげるようにしましょう。
またガスチャージをする際には事前に配管の接続部部からガス漏れがないかのチェックも必要です。配管の接続部分からガス漏れが発生している場合には、石鹸水を配管にかけるとプクプク気泡がでてきますので、ガス漏れの箇所を事前に特定してから再度パイプカッターで切断をしてフレア加工の後に配管接続をしてガス漏れがないように修理をしましょう。
デジタル式ゲージマニホールドは高精度計測が可能
従来のエアコンのマニホールドゲージはメモリ式でしたので目視でどの値にメモリがあるか目視で判断をしなければいけませんでしたが、現在販売されているデジタル式ゲージマニホールドはガス圧の数値がデジタルの数値で表示されますので精度が高いガス圧の計測と診断を行うことが可能になっております。
デジタル式ゲージマニホールドのメリット
デジタル式ゲージマニホールドは従来のメモリ式のマニホールドゲージより精度が高くガス圧を計測できるだけでなく、その他にも以下のメリットが挙げられます。
暗い場所でもガス圧が見れる。
デジタル式ゲージマニホールドは暗い場所でもバックライト搭載ですのでガス圧の数値がはっきりと見えるのは大きなメリットです。
デジタル式ゲージマニホールドであれば従来のメモリ式マニホールドゲージではライトなしでは夜に使うことができませんでしたが、夜間で作業も可能になったのは大きな進化です。
既にお持ちのマニホールドにデジタル式ゲージマニホールドを装着できる。
既にメモリ式のマニホールドをお持ちであれば、サービスポートとマニホールドの接続部分は既にお持ちのマニホールドをそのまま利用して計測部分だけをデジタル式ゲージマニホールドに取り替えることが可能です。
そのため、コストも安くデジタル式に変更できますので非常に経済的です。
エアコンのマニホールドゲージの選び方
様々なメーカーからエアコンのガス圧を計測するマニホールドゲージが販売されておりますが、マニホールドゲージを購入する前にどのような観点で購入すればいいかマニホールドゲージの選び方を解説していきたいと思います。
メモリ式又はデジタル式
従来のマニホールドゲージは全てメモリ式でありましたが、最近のマニホールドゲージは全てデジタル式になり正確にガス圧計測ができるようになりました。メモリ式のマニホールドゲージのメリットはデジタル式より安く購入することができる点です。
また、雨天の際に室外で作業をする場合、デジタル式ですと漏電リスクがありますのでメモリ式のほうが安全に使用することができるでしょう。一方、デジタル式のマニホールドゲージの最大の長所は高精度でガス圧を計測できる点です。
エアコンの取り付け設置を生業とする方であればデジタル式を利用している職人さんが非常に多くなってきております。またデジタル式のマニホールドゲージは効果ですので経済的にゆとりが無い場合にはメモリ式でもいいでしょう。是非とも、メモリ式又はデジタル式の長所と短所を比較検討して購入してくださいね。
ホースの長さ
各メーカーから販売されているマニホールドゲージによっては付属品のホースの長さが異なります。マニホールドゲージを利用する場所は概ねベランダなどの室外ですので取り回しがいいホースの長さがオススメです。
おすすめのマニホールドゲージ2選
おすすめのマニホールドゲージを2つご紹介したいと思います。どちらもデジタル式で非常に使い勝手がよく取り回しもいいのでオススメです。
TASCO製ボールバルブ式デジタルシングルマニホールドキット
型番 TA123DG-2 セット内容 マニホールド本体(TA123B-11)、高耐圧3方ボールバルブ、ゲージ取付ネジ、接続ポート、ボールバルブ式
testo製デジタルマニホールド
テストーのデジタルマニホールド型番TESTO570-SET1は冷媒圧力測定を表示するだけでなく、過熱度/過冷却度の演算を行うことができます。
【お住いの地域からプロのエアコンクリーニング職人を探して注文しよう!】

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