【この記事で分かること】
エアコン掃除でカビキラーを使っても大丈夫かと悩んでいらっしゃいますか?エアコン掃除でカビキラーを使ってしまうとエアコン本体のアルミ部分を溶かしてしまい様々なトラブルや故障を引き起こしてしまう危険性があるだけでなく人体にも悪影響を与えるので推奨をしておりません。

本記事ではカビキラーでエアコン掃除をしてはいけない理由を解説するだけでなく、万が一カビキラーをエアコン掃除で使用した場合の解決策
カビキラーを使わなくても自分で綺麗にできる!最も安全なエアコン掃除の仕方を紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。

【自分でエアコンを掃除する方法の総合解説ページ】

カビキラーでエアコン掃除をしてはいけない理由4選

エアコンの熱交換器を錆で腐食させるから

カビキラーの溶剤がエアコンに残っているとエアコンの熱交換器や銅管を腐食させる危険性があります。熱交換器が腐食してしまうと室内機と室外機の熱エネルギーの移動が阻害されてしまいますので、エアコンの効きが悪くなってしまう危険性があります。

エアコンの熱交換器の中にある銅管が腐食するから

エアコンの銅管が腐食してしまうと銅管自体に小さな穴が開いてしまい、銅管の中に充填されている冷媒ガス(フロンガス)が抜けてエアコンを稼働しても冷えにくくなってしまいます。エアコンの銅管に充填されている冷媒ガス(フロンガス)はエアコンの効きを左右する非常に重要な役割を果たしておりますので、銅管の腐食は非常に致命的です。

カビキラーに入っている次亜塩素酸ナトリウムの臭いで体調を崩すから。

カビキラーには次亜塩素酸ナトリウムが主成分であり、この次亜塩素酸ナトリウムの臭いを吸いすぎると体調を崩すことがあります。万が一、直接、皮膚に触れてしまって皮膚が炎症を起こしてしまったり、目にカビキラーの溶剤が入ってしまった場合は直ちにご近所の病院にいきましょう。

カビキラーと酸性洗剤を併用すると有毒ガスを発生させるから。

カビキラーはアルカリ性の洗剤ですので酸性洗剤と併用すると人体に悪影響を与える有毒ガスを発生して非常に危険です。この有毒ガスを吸い続けると肺に大きなダメージを与えて炎症を引き起こす可能性があります。

カビキラーの主成分と効果

カビキラーの主成分は次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、界面活性剤、安定化剤の4つになります。それぞれの成分の効果と取り扱いの注意点をまとめておりますので是非ともご参考にしてください。

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムは細菌やウィルスの殺菌効果と、カビの色素を破壊してくれる効果がありますが、皮膚に触れてしまいますと手が荒れてしまうだけでなく、最悪は皮膚の一部が溶けてしまうことがあり非常に危険です。

水酸化ナトリウム

水酸化ナトリウムは油汚れの分解に効果があります。温度が高い状態で使用をするとさらに効果が発揮しますが水酸化ナトリウムは強アルカリ性ですので、目に触れると失明を起こす危険性があります。

界面活性剤

界面活性剤は水と油を混ぜ合わせる効果があり、油汚れを綺麗に落とす効果があります。石鹸や洗剤や化粧品などに多くの用途が利用されております。

安定化剤

安定化剤は酸化反応を抑制効果だけでなく、洗剤自体の凍結を防ぎ安定して洗剤が保存できる効果があります。

万が一カビキラーをエアコン掃除で使用した場合の解決策

エアコンの熱交換器を高圧洗浄機で徹底洗浄

カビキラーの溶剤が熱交換器に残らないように高圧洗浄機で徹底的に洗浄しましょう。熱交換器に高圧の水で洗浄する際には正面からだけでなく右斜めや左斜めからも水をあてるようすることをおすすめします。

ドレンパンを取り外して洗浄

ドレンパンにカビキラーの溶剤が残ると塩素特有の不快な臭いが残ってしまいますので、まずはエアコンのドレンパンを取り外すようにしましょう。ドレンパンを外す際には数か所のビスを外すことで簡単にエアコン本体から外すことができます。

ドレンパンをケーシング本体につけたままドレンパンを洗浄しようとすると、どうしても熱交換器が邪魔をしてドレンパンの奥側が洗うことができませんので、必ずドレンパンを外してからブラシを使って水洗いをするようにしてください。

ドレンパンとドレンホースの接続部の穴に水を流す。

ドレンパンとドレンホースの接続部の穴もしっかりと水を流してカビキラーの溶剤が残らないようにしましょう。せっかく熱交換器やドレンパンを綺麗に洗浄しても、接続部の穴にカビキラーの溶剤が残っていると塩素の臭いを取り除くことができません。おすすめの洗浄方法はドレンパン側の穴から高圧洗浄機のノズルを差し込んでタオルでノズルの周辺から水が漏れないようにしてから、一気に洗浄すると綺麗に接続部の穴も綺麗にすることができます。

カビキラーと同じく市販のエアコンクリーナーも使用は絶対NGな理由

カビキラーと同じく市販のエアコンクリーナーを使用するのは絶対にやめましょう。国内エアコンメーカーの公式サイトでも市販のエアコンクリーナーを使用しないように推奨しております。具体的には下記のような点で様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

カビが大量繁殖してしまうから。

カビキラーと同じく市販のエアコンクリーナーを利用すると溶剤自体がカビの餌となりカビが大量繁殖に繋がります。せっかく市販のエアコンクリーナーを購入してエアコンを綺麗にしようと思っても、かえってエアコン内部が汚れてしまうのが残念ながらの事実です。

エアコンの水漏れの原因になるから。

エアコンクリーナーの溶剤がドレンホースに詰まるとエアコンの水漏れの原因になります。ホームセンターで販売されているエアコンクリーナーの多くがエアコンに噴霧したら終わりという商品ばかりですので、必ずエアコンクリーナーの溶剤がエアコンの結露水の受け皿であるドレンパンに残ってしまいます。

ドレンパンに残った溶剤は次第にカビが繁殖して、粘性の強いピンク色のカビに変わっていきます。この粘性の強いピンク色のカビがドレンホースに流れて詰まると、結露水を室外に排出することができなくなりエアコンの水漏れに繋がります。

【プロ推奨】カビキラーよりエコ洗剤が安全!おすすめのエコ洗剤3選

横浜油脂工業製 エコクリーンOH06

横浜油脂工業製のエコクリーンOH06のエアコ洗剤は主成分が過酸化水素ですので非常に安全です。過酸化水素は分化されると水と酸素に変化しますので、エアコン自体へのダメージもないですし、人の健康にも全く問題ありません。ペットや小さいお子様や高齢者が自宅にいらっしゃるご家庭はこちらの横浜油脂工業製のエコクリーンOH06を使ってエアコン掃除をすることをおすすめします。

鶴田商会製 えがおの力

鶴田商会製のえがおの力はエアコンクリーニング業界で最も利用されているエアコン掃除専用のエコ洗剤として有名です。日本エアコンクリーニング協会が推奨しており、エアコンクリーニングだけでなく、多くのハウスハウスクリーニング業界でも愛されているロングセラー商品です。主成分は米ぬか・ヤシ・松油ですので台所用洗剤や洗濯用洗剤としても利用することが可能です。

オーブテック製 スペースショット

オーブテック製のスペースショットは奈良県立医科大学でウィルスと細菌の除去がエビデンスとして認められた環境にやさしい洗剤です。オーブテック製のスペースショットは一般的な洗剤でよく利用されている蛍光増白剤、石油系界面活性剤、石油系環境ホルモンを利用しておりませんので、エアコンの素材を痛めることなくカビを除去することができます。

カビキラーを使わなくても自分で綺麗にできる!最も安全なエアコン掃除の仕方

STEP1 エアコン周辺の養生

エアコンを自分で掃除をする前にエアコン内部にあるカビやホコリで周辺が汚れないように家財道具は移動しておき、移動できないものは養生をしっかりと行いましょう。

STEP2 エアコンの分解

エアコンの本体だけでなく、送風ファンやフィルターを丁寧に分解していきましょう。製造から7年以上経過しており、エアコン本体のプラスチック部分が黄色く変色している場合にはプラスチックが硬化している証拠ですので、プラスチック部分が割れないように丁寧に分解をしてください。

STEP3 エアコンのフィルター掃除

エアコンのフィルターは洗面台やお風呂場で水を流した状態で洗っていきましょう。水を流した状態で専用のブラシで洗っていくことによってホコリやカビが周辺に飛び散らないので非常におすすめです。

STEP4 エアコンの送風口は専用ブラシで掃除

エアコンの送風口は専用のブラシを使って丁寧にゴシゴシと掃除をしましょう。結構おすすめのブラシはダイソーで販売されている「エアコンの隙間をらくらくお掃除 エアコンクリーナー」です。

STEP5 エアコンの組み立て

エアコンの本体やフィルターや送風口を綺麗にしたら、エアコンを組み立てましょう。組み立てをする際にパーツとパーツがしっかりとひとつずつ組み合わせがしっかりとしていることを確認しながら作業をすることがコツです。

エアコン内のカビを抑制する3条件

エアコン内のカビをできるだけ生えないようにするための3つの条件をご紹介致しますので是非ともご参考にしてください。

除湿器を利用して室内の湿度55%以内に抑える。

エアコン内部のカビが最も生えるのは気温が高くて湿度の高い夏場です。そのため夏場はしっかりと除湿器を活用して部屋の湿度が50~55%になるように設定しましょう。湿度が55%を超えるとエアコンだけでなくお部屋中の至る所でカビが生えやすくなる環境になりますので、夏場のシーズンだけ毎日除湿器を活用することをおすすめします。

エアコンのフィルター掃除を月に1度する。

エアコンのフィルターを月に1度取り外して掃除することはエアコン内部のカビを抑制する上で非常に効果的です。エアコン内部のカビはホコリがたくさんあると繁殖するスピードが早くなりますので、フィルターは念入りにお手入れしましょう。

換気を毎日行う。

毎日お部屋の換気をしっかりと行うことで、お部屋の空気を綺麗になりますので、エアコンのカビ抑制には有効的です。効率的にお部屋の空気を短時間で入れ替えるには対角線上にある2箇所の窓を開けることにより空気の流れ道をよくすることができます。また、部屋の窓を開けた状態でエアコンを送風モードで10分程度運転することによって、エアコン内部に溜まったカビの胞子を家の外に吐き出すことができますので非常におすすめです。

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