【この記事で分かること】

エアコンを延長コードに接続すると火災の原因になるって噂を聞いたけど、専門家のしっかりとした意見を知りたい!!とあなたはこんなお悩みを抱えておりませんでしょうか!?

本記事では一般的な延長コードに壁掛けエアコンを接続すると火災に繋がる理由を解説するだけでなく、壁掛けエアコンのコードがコンセントに届かない場合の対応法壁掛けエアコン専用のコンセント増設&移設が難しい場合は大容量のポータル電源がおすすめ!エアコン専用延長コードに関するよくある質問などを詳しく紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。

【絶対危険!】一般的な延長コードに壁掛けエアコンを接続すると火災に繋がる理由とは?

一般的な延長コードを壁掛けエアコンと接続すると火災を引き起こす原因になりますので非常に危険です。特に古い延長コードや細いケーブルを使った場合は、コード自体が短時間で熱を帯びで発火する可能性が非常に高いです。以下に一般的な延長コードを壁掛けエアコンと接続すると火災を引き起こす理由を分かりやすく解説しておりますので是非ともご参考にしてください。

延長コードとの接続が危険な理由1 壁掛けエアコンは消費電力が大きいから

壁掛けエアコンは他の電化製品と比較して非常に消費電力が大きいため、一般的な延長コードの容量では不十分で過電圧を引き起こしやすく火災の原因に繋がり非常に危険です。具体的には下記の点で延長コードが壁掛けエアコンと接続させるのは不適切とされております。

・一般的な延長コードは 1500W(約15A)までが許容量となっており、200V用20Aの18畳用のエアコン単体だけでも冷房運転時の消費電力が2100W以上、暖房運転時の消費電力が2000W以上でますので、明らかに延長コードの許容量をオーバーしております。
【参考】日立製 白くまくん 18畳用エアコンRAS-AJ5625D(W) 

・消費電力が大きいと延長コード自体が熱を帯びて、被覆が溶けて発火する原因になります

延長コードとの接続が危険な理由2 抵抗(電子の流れを妨げる力)が大きくなるから

延長コード自体に長さがあり抵抗(電子の流れを妨げる力)が大きくなるため、ジュール熱(抵抗加熱)が発生しますので非常に危険です。

ジュール熱の式:発生する熱(電力)は次の式で表されます。

P=IxI×R
P:発熱量(W=ジュール/秒)
I:流れる電流(A)
R:抵抗値(Ω)

つまり、抵抗値が大きい延長コードと流れる電流が大きい壁掛けエアコンを接続することはジュール熱の式から分かるように発熱量はが大きくなり非常に危険です。

延長コードとの接続が危険な理由3 延長コードはトラッキング現象が発生しやすいから

延長コードのコンセントの差し込み口はエアコン専用のコンセントと比較するとプラグの接続不良が起きやすく、プラグとコンセントの隙間に、埃や髪の毛などの汚れが溜まりやすくなっております。そして、この蓄積された汚れの中に空気中の湿気を吸収してしまうと、電流が正しく流れずプラグとコンセントの隙間で放電・発火(トラッキング現象)を引き起こし非常に危険です。

壁掛けエアコンのコードがコンセントに届かない場合の対応法

壁掛けエアコンのコードがコンセントに届かない場合は、「エアコン専用コンセントの増設」または「エアコンの設置場所の変更」をすると安全にエアコンを使用することができます。下記で詳しく解説しておりますので、ご参考にしてください。

エアコン専用コンセントの増設

エアコンのコードがコンセントに届かない場合は、電気工事士に依頼してエアコン専用コンセントを増設しましょう。エアコンを設置する部屋に既にエアコン専用のコンセントがある場合は、コンセントの移設工事のみですので費用は5,000円ほどで済みます。一方、エアコンを設置する部屋にエアコン専用のコンセントがない場合は、増設工事が必要ですので費用は10,000円~30,000円程度かかります。

エアコン専用のコンセントを増設する場合、初期費用がかかりますので高額ですが、一度増設工事をすることでエアコンを安全に使用することができますので、長期間エアコンを使用する場合は工事を検討することをおすすめします。

【エアコンのコンセント増設時にどの位置が最適?】

《回答》エアコンの左右のどちらかをおすすめします。

《解説》エアコンの左右のどちらかコンセントを増設するのはコスト面だけでなく、修理やエアコンクリーニング時のメンテナンス性にも優れているので非常におすすめです。

<エアコンの真下にコンセントはNGな理由>

エアコンの下にコンセントを増設すると、エアコン内部のドレンパンやドレンホースが詰まった際に水漏れが発生してコンセントに水が付着して漏電火災を引き起こすだけでなく、エアコン自体も故障してしまう危険性があるのでエアコンの真下にコンセントを増設することはおすすめしません。

<エアコンの真上にコンセントはNGな理由>

エアコンの真上にコンセントを増設してしまうとエアコンの修理時やエアコン洗浄を業者に依頼したときに、コンセントの抜き差しが難しくなるためおすすめしません。また、天井付けのコンセントの増設工事は壁付けのコンセント増設工事より料金が高くなる傾向にありますので、コスト面でも推奨致しません。

エアコンの設置場所を変更

エアコンのコードがコンセントに届かない場合は、既にあるエアコン専用のコンセントの位置に合わせてエアコンの設置場所を変更しましょう。初め設置を予定していた場所にエアコンを取り付けると、エアコンのコードがコンセントに届かないと取り付け業者が判断した場合は、別の場所に取り付けることを検討しましょう。エアコン専用のコンセントにコードが届く位置にエアコンを設置することで、長期間安全にエアコンを使用することが可能になりますので、取り付け場所を業者と確認しながらエアコンを設置してもらうことをおすすめします。

【詳しく解説】エアコンの取り付け・取り外し(移設工事)を自分でDIYする方法解説

壁掛けエアコン専用のコンセント増設&移設が難しい場合は大容量のポータル電源がおすすめ!

壁掛けエアコンを設置したい場所の近くにエアコン専用のコンセントがない場合に、わざわざ電気工事士にエアコン専用のコンセントを増設を注文したくない、又はエアコンの移設業者にエアコンの設置場所を変更して貰うのが嫌な場合には、是非とも大容量のポータブル電源をおすすめします。こちらの大容量のポータブル電源を利用すれば、大きい消費電力を必要とする壁掛けエアコンも安全に利用することができます。

さらに、ポータブル電源は蓄電式のため、停電時のエアコンの利用以外にも下記のような日常生活やアウトドアでも役立つ万能アイテムです。おすすめの活用例をいくつかご紹介致しますので是非ともご参考にしてください。

《日常生活編》
・スポットエアコン:脱衣所や屋根裏部屋などで短時間で局地的に快適に涼しくすることが可能です。
・照明:災害・停電時の備えとして照明用ランタンやLEDライトを利用できます。
・スマホやPCの充電:災害・停電時に情報収集や人との連絡手段として利用できます。

《アウトドア・キャンプ編》
・移動式エアコン:テント内や屋外でも局地的な場所を冷やすのに最適です。
・ポータブル冷蔵庫:食べ物や飲み物を冷やすことができます。

ポータル電源の選び方

ポータル電源はスペックに幅がありますので、ご自身の用途に合ったものを選ぶ必要性があります。ご自身の用途に合わないポータブル電源を購入してしまうと「容量が足りない」「重すぎて運べない」などと様々な問題が発生してしまいますので、是非とも下記のポータブル電源の選び方をご参考にしてください。

・選び方1 容量(Wh:ワットアワー)
使いたい電化製品をどれくらいの時間使えるかを示す目安となります。
300〜500Wh:スマホ・ノートPC・LEDライトなど軽めの用途、災害時の最低限。

500〜1000Wh:キャンプ・車中泊で冷蔵庫や電気毛布もOK。

1000Wh以上:停電対策や調理家電にも対応。
(エアピカ編集長より)
「使いたい機器の消費電力(W)× 使用時間(h)= 必要容量(Wh)」
で計算すると安心です。できれば多少必要な容量よりゆとりを持ってポータブル電源を選ぶことをおすすめします。


・選び方2 出力(W:ワット)
どんな家電が使えるかに関わります。

300W以下:スマホ、ライト、PCなど。

500〜1000W:小型炊飯器、扇風機、電気毛布。

1500W以上:ドライヤー、電子レンジ、IH調理器なども使用可能。

(エアピカ編集長より)
出力が足りないと電源が落ちるので、必ずご利用予定の家電の消費電力を確認することをおすすめします。

・選び方3 出力ポートの種類
ACコンセント:多くの電化製品に利用可能。
USB-A / USB-C(PD対応):スマホやPC充電に最適。
シガーソケット:車載冷蔵庫や車用家電に必須。
(エアピカ編集長より)100Vタイプの平行型のエアコンであれば出力ポートがACコンセント型で利用可能です。

・選び方4 充電方式
コンセント充電:最も速い。
ソーラーパネル充電:停電・アウトドアで便利。
車のシガーソケット充電:移動中にも充電可能。
(エアピカ編集長より)
エアコンを高い頻度で利用するのであればコンセント充電方式がおすすめです。

・選び方5 重量
軽量タイプ:2〜4kgで持ち運びやすいのが特徴。
重量タイプ:5~20kgで持ち運びにくいが容量が大きいのが特徴。
(エアピカ編集長より)
エアコンを利用するためのポータブル電源なら重量タイプがおすすめです。

【番外編】消費電力の小さいスポットクーラーや窓用エアコンなら延長コードの利用はOK

消費電力の小さいスポットクーラーや小型の窓用エアコンの場合は、延長コードの利用が可能ですが、延長コード選びには細心の注意が必要です。 なぜなら、小型の窓用エアコンでも、運転開始時に一時的に大きな電流が流れるため、一般的な延長コードでは発熱や劣化の危険性があるからです。下記に延長コードを利用する際の注意点を記載しておりますので、必ず一読してから利用するようにしましょう。

【関連記事】家庭用のスポットクーラーのおすすめランキング

【スポットクーラーや小型の窓用エアコンと延長コードを接続する際の注意点】

・「エアコン用」「高ワット対応(1500W以上)」を選ぶ
・ホームセンターや家電量販店などで定格(W)を確認する
・延長の距離を短くする
・タコ足配線にしないでエアコン単独で延長する
・必要以上に曲げたり、家具の下にコードを敷いたりしない

窓用エアコンには消費電力が500W~700Wの大きい機種もありますので、延長コードを利用する際は、ご自宅の窓用エアコンの消費電力を必ず確認してから利用するようにしてください。また、延長コードを使用する際は、発熱や焦げの臭い、変色などがないか定期的に確認しながら利用しましょう。

エアコンの電源コードの接続を正しくすればエアコンの火災事故を防げる!

NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、全国のエアコンの火災や事故の発生件数は、2024年度までの5年間に363件起きており、このうち337件で火災が起きて8人が亡くなっています。エアコンの火災の原因のひとつに「不適切な電源コードの接続」があり、エアコンの火災を防ぐためには、エアコンの電源プラグをエアコン専用のコンセントに奥までしっかりと差しているかどうかを事前に確認することが重要です。また、電源プラグに埃がたまっていると、湿気を吸収して電流が正しく流れず、電源プラグとコンセントの隙間で放電・発火(トラッキング現象)を引き起こし非常に危険ですので、定期的にエアコンの電源プラグに溜まっている埃を取り除いてエアコンの火災が起こらないようにしましょう

エアコン専用延長コードに関するよくある質問

こちらでは多くのお客様から頂くエアコンの延長コードに関するよくある質問を取り上げて、ひとつずつ分かりやすく丁寧に回答しておりますので、是非ともご参考にして頂ければ幸いです。

大手家電量販店やホームセンターで売っている「エアコン専用」の延長コードなら大丈夫ですか?

【回答】いいえ、非常に危険ですのでエアコン専用の延長コードでも利用はやめましょう。ヤマダ電機、エディオン、ケーズデンキ、コジマなどの大手家電量販店やカインズ、コーナン、DCM、ビバホームなどのホームセンターで売っている「エアコン専用」の延長コードであっても、消費電力が非常に大きいエアコンを利用していると、コードやプラグ部分が異常発熱し、発火の危険性があります。
国内のエアコンメーカーもエアコン専用の延長コードを一切推奨しておりませんのでご注意ください。

「エアコン専用」の延長コードを利用していて、コード自体が熱くなっていますがどうすればいいでしょうか?

【回答】直ぐに「エアコン専用」の延長コードの利用を止めましょう。そのまま継続して延長コードを利用していると延長コードが発火する危険性が高いです。「エアコン専用」の延長コード自体にエアコンの大きな消費電力が掛かることで、延長コードの許容量を超過している可能性があります。その他にも、「エアコン専用」の延長コード内部が経年劣化に伴い断線している可能性も御座います。

エアコン専用の延長コードとタコ足配線を接続させるのはいいですか?

【回答】いいえ。エアコンを稼働させるためにエアコン専用の延長コードを利用するだけでも非常に危険ですし、さらにエアコン専用の延長コードとタコ足配線を接続させてしまうと、過電流による異常発熱やトラッキング現象を発生させてしまい、発火の原因に繋がりますので絶対にやめましょう。エアコンのように大きな消費電力を必要とする電化製品と他の電化製品をひとつの電源タップで利用することは明らかに定格容量を超えてしまいますので、エアコン専用の延長コードとタコ足配線の接続はおすすめしません。

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