【この記事で分かること】
エアコンとベッドの最適な位置関係が分からない・・・とあなたはこんな悩みを抱えておりませんでしょうか!?
本記事ではエアコンとベッドの最適な位置関係を具体的に解説をするだけでなく、寝室エアコンのおすすめ位置や失敗事例や寝室のエアコンを足元側に設置するデメリットや寝室のエアコンが既に足元側にある場合の改善策や寝室のエアコンの快適性を高め、睡眠の質を向上させるポイント3選などを詳しく紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。
~目次~
寝室のエアコンの設置位置はどこが最適?

エアコンの風は、温度だけでなく「気流(風の流れ)」をつくり出しますので、設置場所を間違えてしまうと、冷風や暖風が体に直接当たって「冷え・乾燥・寝つきの悪さ」を招いたり、部屋の温度ムラができて「頭は寒いのに足元は暑い」状態になったり、エアコンが頻繁にオンオフを繰り返し「電気代が上がる・睡眠が浅くなる」といった問題が起こりやすくなります。寝室のエアコンを設置する際は、「どこに風が流れるか」を意識して、ベッドの真上・真向かいを避け、部屋の空気が均一に流れる位置に設置することをおすすめします。具体的には、「ベッドの足元側の壁」や、「部屋の中央を斜めに吹き抜ける位置」が最もおすすめです。
【部屋のタイプ別おすすめ設置位置】
・一般的な6〜8畳の寝室:ベッドの足元上方、または斜め上の壁に設置すると、風が体に当たらず部屋全体を快適にすることができます。
・ベッドを壁際に置く場合:ベッド横の壁(頭側は避ける)設置して吹き出し口を天井方向に設定すると快適に過ごせます。
・L字型や変形の寝室:部屋の中心に風が届くように角度を調整して設置し、サーキュレーターを併用して空気を循環させると効果的です。
・和室(布団スタイル):布団の真上を避けて壁際に設置し、エアコンの風が直接体に当たらないように風向板の向きを調整しましょう。
寝室のエアコンの設置位置の失敗事例8選
寝室のエアコンを誤った場所に設置してしまうと、様々なトラブルが発生することが御座います。こちらでは実際に多くのお客様が一度は経験したことがある寝室のエアコンの設置位置の失敗事例を厳選して8つご紹介しておりますので是非ともご確認ください。
配管穴から遠い場所(失敗理由:横引き配管で詰まりが発生し水漏れに)

通常、エアコンの室内機は壁の「配管穴(冷媒管・ドレンホース・電線を通す穴)」の近くに設置しますが、寝室のレイアウトや見た目を優先して、例えば「ベッドの真上は避けたい」「壁の中央に設置したい」などの理由で、配管穴から離れた位置に室内機を設置してしまうことがあります。しかし、配管穴が遠いと、室内機から穴までの配管を「横に長く引き回す(横引き配管)」必要があります。エアコンには、冷媒管と一緒に「ドレンホース(排水ホース)」がついており、横引き配管で配管が詰まり、冷房時に発生する結露水がスムーズに外に流れずに室内機から水漏れが発生してしまいます。
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室外機と室内機の距離が遠い場所(失敗理由:エアコンの効きが悪化)

本来、エアコンは「室内機」と「室外機」がペアで働く冷暖房装置であり、「冷媒管(銅管)」「ドレンホース」「電線」でつながっています。しかし、寝室の設計や外観を優先して、例えば、「室外機を目立たない場所(ベランダの反対側や建物の裏など)に置きたい」「室内機をベッドの反対側の壁など、配管穴から遠い位置に取り付けたい」という理由で、室内機と室外機の距離が長くなってしまうと、途中で熱が逃げてしまいます。エアコンは「冷媒(ガス)」を使って室内と室外の間で熱を運ぶことで冷房・暖房を運転しておりますので、室内機と室外機の距離が長いと熱が移動しにくくなり、エアコン効きが悪化してしまいます。
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火災報知器の近い場所(失敗理由:火災時に火災報知器が作動しない)

寝室には、法令により「住宅用火災警報器(煙感知式)」を設置することが義務づけられておりますが、エアコンを取り付ける位置を決める際に、火災報知器のすぐ近くや真下・真横に取り付けてしまうと、空気の流れが乱れて火災が起きても煙が火災報知器に届きにくくなり、警報が遅れる危険があります。火災報知器は、天井付近の煙や熱を感知して作動しますので、エアコンを取り付ける際は、火災報知器から1.5m以上離すことをおすすめします。また、エアコンの風が火災警報器に直接当たると火災時に報知器が作動しなかったり、誤作動が頻発したりする可能性もありますので、エアコンの風が火災警報器に直接当たらない位置にエアコンを取り付けるようにしましょう。
ベッドの真上の場所(失敗理由:お掃除ロボットの動作音がうるさくて眠れない)

寝室のスペースが限られていたり、壁の構造上ほかに設置場所がなかったりして、ベッドの真上(または頭の真上)にエアコン室内機を取り付けることがありますがおすすめはしません。なぜなら、最近のエアコンには、「フィルター自動お掃除機能(お掃除ロボ)」が搭載されている機種が多くあり、お掃除機能は深夜や停止後に自動で動作することが多く、静かな寝室ではこの動作音が非常に気になるからです。また、誤作動と勘違いしたり、冷房時に冷風が直接体に当たって冷えすぎや体調不良の原因になりますので、特にお掃除ロボ付きエアコンは、ベッドの真上を避けて取り付けることをおすすめします。
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エアコンの風が直接体に当たりやすい場所(失敗理由:風邪や体調不良になる)

寝室は、日中よりも長時間・無意識のうちにエアコンの風を受け続ける場所ですので、ベッドの位置や風向きを考えずにエアコンを設置すると、寝ている間に冷風や温風が体に直撃し、体調を崩す原因になります。例えば、
「エアコンがベッドの正面にあり、冷気が顔や上半身に当たる」「壁際に置いても風向きを変えられず、首や足元に当たる」などの状態が続くような場合は、エアコンの風は思っている以上に温度差が強く乾燥しているため、体に様々な不調が現れる危険性があります。快適な睡眠のためには、「エアコンの効き」よりも「体に直接風が当たらないこと」を最優先にして、間接的に空気を循環させるようなエアコンの設置をおすすめします。
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エアコン専用コンセントから遠い場所(失敗理由:延長コードは火災の原因に繋がる)

寝室のレイアウト上、エアコンを設置したい壁に専用コンセントがない場合、安易に延長コードや電源タップでつなぐことがありますが、これは非常に危険です。なぜなら、エアコンは家電の中でも消費電力が大きく、通常の延長コードや電源タップの使用は火災リスクが非常に高いためです。また、コンプレッサーや基板に負荷がかかり、故障や効きの悪化を招いたり、ブレーカーが落ちて急に冷暖房が止まる可能性もありますので、火災リスクを避けるためにも、専用コンセントの設置をすることをおすすめします。
【詳しく解説】危険!エアコンを延長コードに接続すると火災の原因に!
ドア付近の場所(失敗理由:冷気・暖気が外に逃げやすく、エアコンの効率が悪化)

寝室のエアコンの設置位置がドア付近の場所だと、ドアの開け閉めのたびに室内の冷気や暖気がドアの外に放出されてしまい、室内の気温を安定して維持することが難しくなります。また、室内の熱をドアから放出してしまうことによって、エアコンのコンプレッサーに大きな負荷が掛かり無駄な電力を消費し、光熱費が上昇します。その他にも、ドアの開閉によってエアコンの室内機や配管が振動し、長期的には取り付け部の緩みや配管の劣化につながることがあります。特にドア上部ギリギリに設置すると、開閉時にドアとぶつかるリスクもあります。これらの観点から、寝室のエアコンを設置する際には、できるだけドアから遠ざけた場所に設置することをおすすめします。
天井から近すぎる場所(失敗理由:天井に近すぎると吸気効率が下がる)

寝室のエアコンの設置位置を天井から近すぎる場所にすると吸気口率が著しく下がりエアコンの効きが悪くなります。エアコンの室内機の上部には吸気をするための開口部分があり、そこから室内の空気を吸い込んで冷やされた熱交換器の隙間を通ることで冷気を室内に届けることができます。そのため、天井から近すぎる場所にエアコンを設置してしまうとことにより、十分に室内機に吸気がされない状態となり室内機の吹き出し口から適切に風を出すことが難しくなります。目安としては天井から15~20cm程度は必ずスペースを空けてエアコンの室内機を壁に取り付けるようにすることをおすすめします。
寝室でのエアコンと頭の位置(ベッドの向き)はどうすればいい?
結論:エアコンの風が直接頭に当たらない位置がベスト
エアコンの正面に頭が来る配置は避けるのが基本です。なぜなら寝ている間に冷風が頭部や顔に当たると、首・肩のこり、喉の乾燥、頭痛、寝冷えなどの原因になります。
頭上にエアコンを設置するデメリット
エアコンが落下する危険性
日本は「地震大国」と呼ばれ、多くの地域で地震が発生する危険性があります。そのため、寝室の安全対策として、ベッドの周囲に大きな家具や重い物を置かないように注意することが推奨されています。同じ理由で、エアコンをベッドの頭上に設置することは非常に危険です。地震によってエアコンが落下した場合、頭や首に直撃して大ケガにつながる可能性があります。また、地震だけでなく、設置時の施工不良や長年の使用による経年劣化も、落下の原因となることがあります。
寝ている間にエアコンが落下する事態を想像すると、単なるケガにとどまらず、最悪の場合は命に関わる重大事故になってしまう危険性もありますので、ベッドの頭上にエアコンを設置するのは避け、安全性を最優先に考えた設置位置を選ぶことをおすすめします。
睡眠の質が低下
体温が下がりすぎると深い眠り(ノンレム睡眠)に入りづらくなり、浅い眠りが増える。朝方に冷えで目が覚めるケースもあります。
直接風が頭や顔に当たる
冷風が長時間頭に当たることで、自律神経が乱れやすくなり、寝起きの頭痛・肩こり・倦怠感の原因に繋がります。また、顔や喉が乾燥し、喉の痛み・鼻づまり・風邪のリスクも高まります。
エアコン掃除やフィルター交換がやりにくい
ベッドの上に脚立を立てれないので、エアコン掃除やフィルター交換が難しくベッドの頭上にエアコンを設置することはおすすめしません。プロのエアコンクリーニング業者に依頼をしても、家具の移動が必要になりますので時間が追加でかかり業者によっては追加料金が発生することもあります。
水漏れでマットレスや寝具が汚れる
エアコンからの水漏れは、ホースや吹き出し口から発生することがあります。もし寝室のエアコンから水が漏れると、マットレスや布団などの寝具が水浸しになる可能性があります。シーツやカバー類は家庭で簡単に洗濯できますが、厚手の布団やマットレスが濡れると、完全に乾かすのは非常に大変ですし、湿った状態のまま放置すると、嫌なニオイやカビの発生にもつながり、衛生面や快適な睡眠環境に悪影響を及ぼします。
さらに、水漏れによる寝具のダメージがひどい場合、マットレスや布団の買い替えといった予想外の出費が必要になることもありますので、エアコンを設置する際は、万が一水漏れしても寝具や家具に影響が出にくい安全な位置を選ぶようにしましょう。
寝室のエアコンの位置は足元側が良い?

寝室のエアコンを足元側に設置するのはあまりおすすめできません。その理由としては寝室のエアコンを足元側に設置することによって、下記のようなデメリットが3点あるからです。
寝室のエアコンを足元側に設置するデメリット

寝室のエアコンを足元側に設置するデメリットは大きく分けて3つありますので是非ともご確認ください。
冷気が直接体に当たる

・冷たい空気は下にたまりやすいため、足元側に設置すると冷気が布団の中に入り込みやすく、冷え性や体調不良の原因になります。
・特に夏場は「寝冷え」でお腹を壊したり、足がだるくなったりすることがあります。
風向きの調整が難しい

寝ている人に風が直接当たる位置にあると、風向きを上にしても風の当たり方を完全に避けにくいです。
温度ムラができやすい
冷房時は足元が冷えすぎ、頭のほうは暑いといった不均一な温度分布になりやすいです。
改善策(寝室のエアコンが既に足元側にある場合)

風向きを上向き(水平~天井方向)に固定

風向きを上向きにすることによって、直接エアコンの風が体に当たらず体調不良を引き起こしにくくなるので非常におすすめです。特に冷房を入れる際には冷たい風は暖かい風より重いので、水平又は天井方向に風向きを調整することによって、ゆっくりと冷気が室内の下に降りてきて均一に室内を冷やすことが可能です。
【詳しく解説】エアコンの冷房の風向きは水平又は上向きがおすすめ!冷房の風向きを正しくすると電気代の節約に!
サーキュレーターを併用して空気を循環

すでにエアコンが足元側にある場合には、サーキュレーターを併用することをおすすめします。サーキュレーターを併用することで、室内の空気循環を効率的に行ってくれますので、室内の温度ムラを解消してくれて、足元だけ冷えすぎて寝つきが悪くなるといったことを改善することができます。
寝室エアコンの理想的な設定温度

夏の夜は気温が高く、寝苦しさでなかなか眠れないという方も多いと思いますが、快適な睡眠をとるためには、エアコンを28度に設定し、朝までつけっぱなしにするのがおすすめです。意外に思われるかもしれませんが、熱中症は夜間にも発生しやすく、寝ている間も汗をかき、体温調節がうまくいかないと脱水症状を起こすことがありますので注意が必要です。
一方、冬の就寝時には暖房の設定温度を18〜20度に保つことを推奨します。冬の夜間は深夜から早朝にかけて急激に気温が下がるため、朝まで暖房を「つけっぱなし」にすることで、寒さによる中途覚醒(夜中に目が覚めること)を防ぐことができます。
また、『スタンフォード式 最高の睡眠』という書籍でも紹介されているように、人間の体は入眠時に体温がゆるやかに下がることで脳を休ませ、睡眠の質を高める仕組みになっています。そのため、エアコンの機能を活用して、就寝直後は少し高めの温度に設定し、入眠後に2度ほど温度を下げるよう自動調整するモードを使うと、より自然な体温変化をサポートし、快適な睡眠環境を作ることができますのでおすすめです。
【詳しく解説】冷房の設定温度は何度がベスト?|エアコンの冷房効率をUPさせるコツ8選
寝室のエアコンの快適性を高め、睡眠の質を向上させるポイント3選
就寝する際、1日の疲れをとるためにも、少しでも快適に眠りにつきたいですよね。下記で、寝室のエアコンの快適性を高め、睡眠の質を向上させるポイントを3つご紹介しておりますので、ぜひ一読してご参考にしてください。
エアコンの風量は「自動」に設定

エアコンの風量を「自動」に設定すると、室温の変化に合わせてエアコンが最適な風の強さを自動で調整してくれますので、冷房・暖房の効きすぎやムラを防ぎ、一定した室温を保つことができます。例えば、「室温が設定温度より高いときは、一時的に風量を強くして素早く冷やす」「室温が設定温度に近づいたら弱風にして穏やかに保つ」というように、常に快適で安定した空気環境を維持してくれますのでおすすめです。
弱冷房除湿モードを活用

寝室の湿度が高いと、汗が蒸発しにくく体温が下がりにくくなり、体温が下がらないと、脳が「まだ起きている」と判断してしまい、入眠が遅くなる原因になります。弱冷房除湿モードを使用することで、湿度を50〜60%前後に保ち体温が自然に下がるため、すっと眠りに入りやすくなります。
また、通常の冷房は、設定温度によっては寝ている間に体が冷えすぎてしまうことがあり、冷えすぎると体は体温を上げようとして交感神経が働き、眠りが浅くなる可能性があります。弱冷房除湿はあくまで「軽い冷房」ですので、冷えすぎず体温リズムを自然に保ちながら深い睡眠を得ることが可能です。さらに、湿度が高いままの状態が続くと、寝具やパジャマがベタついたり、カビやダニが繁殖しやすくなります。弱冷房除湿モードを活用することで、空気がカラッとして清潔な環境が保たれますので衛生面でも安心です。
【詳しく解説】弱冷房除湿の電気代は冷房より安い?ダイキン・パナソニックのエアコンで弱冷房除湿と冷房の電気代比較
年に1回エアコンクリーニングを依頼

1年間使い続けたエアコンの中には、ホコリやカビの胞子、ダニの死骸や花粉、タバコ・皮脂などの汚れが、フィルターや送風ファン、熱交換器に付着しています。これらの汚れを放置すると、吹き出す空気に雑菌やカビの匂いが混ざり、寝室の空気環境が悪化します。特に寝るときは呼吸が浅くなるため、汚れた空気を吸い続けることでアレルギー症状や喉の不快感、頭痛などを引き起こす可能性もあります。寝室のエアコンは、稼働時間が長いため汚れも溜まりやすい傾向がありますので、年1回エアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。
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