【この記事で分かること】
切れ味抜群のエアコンのパイプカッター・銅管カッターをご購入をご希望ですか?おすすめのエアコンのパイプカッター・銅管カッターを厳選して7点ご紹介したいと思います。エアコンのパイプカッター・銅管カッターはエアコンの取り付け設置業者には無くてはならない必需品です。

本記事ではエアコンのパイプカッター・銅管カッターの選び方、使い方やパイプカッター・銅管カッター用替刃の選び方と替刃のオススメ4選も紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。

エアコンのパイプカッター・銅管カッターの選び方

エアコンのパイプカッター・銅管カッターを購入する際はいくつかの注意点を意識して選ぶのをおすすめします。具体的には「自動送り機能付」「電動式又は手動式」「銅管以外の素材にも対応」「バリ取りカッター機能付き」の4点です。それではひとつずつ解説をしていきます。

自動送り機能付

配管にラチェット式パイプカッター・銅管カッターを挟む際に内蔵ばねで自動送り機能が付いていると自動で徐々に配管の切り口に併せてカッターの丸刃が締まっていきますので、作業効率が高まります。配管を切断するまでの時間が大幅に短縮できるだけでなく、完全な円形でない配管でも自動で形状に合わせて切断が可能です。

電動式又は手動式

エアコンのパイプカッター・銅管カッターには電動式のものと手動式のものの2つ種類があります。電動式のパイプカッター・銅管カッターは圧倒的なスピードで配管を切断できる特長があります。一方、手動式のパイプカッター・銅管カッターは小型で非常に持ち運びに便利な特長があります。それぞれの特長を比較検討してエアコンのパイプカッター・銅管カッターを選んでください。

銅管以外の素材にも対応

多くのパイプカッター・銅管カッターはエアコンの銅製の配管に対応しておりますが、配管の中には違った素材のものもあります。具体的には銅・アルミ・真鍮・塩ビ・ステンレスなどの素材の配管です。これらの素材にも対応したパイプカッター・銅管カッターも販売しておりますので、エアコンの配管接続以外の用途ご利用されたい方は銅管以外の素材にも対応したマルチな素材に対応したパイプカッター・銅管カッターを選ぶのがいいでしょう。

バリ取りカッター機能付き

ラチェット式パイプカッター・銅管カッターの中にはバリ取りカッターが標準装着されているものがあります。通常であればパイプカッター・銅管カッターで銅管を切断した後は必ずリーマーでバリ取りをしなければいけませんが、こちらがひとつの道具で2つ役割を果たせるのは職人さんにとっては非常に重宝されております。

おすすめのパイプカッター・銅管カッター

おすすめのエアコン専用のパイプカッター・銅管カッターを7点ご紹介したいと思います。パイプカッター・銅管カッターによって作業効率が大きく変わりますので、是非とも下記のパイプカッター・銅管カッターをご参考にしてください。

イチネンTASCO TA560SM スマートミニチューブカッター

イチネンTASCO製のスマートミニチューブカッターTA560SMの特徴はスプリング内蔵で自動送り機能がある点です。パイプカッター・銅管カッターの増し締めが不要ですので非常に操作性が優れております。またこちらのイチネンTASCO製のスマートミニチューブカッターTA560SMはコンパクトタイプで軽量ですので持ち運びにも便利です。エアコンの取付設置を生業としている方は、現場に行くまで多くの工具が必要ですので、軽量化されコンパクトなのは非常にありがたいですよね。

ロブテックス(エビ) 一般冷媒配管用・銅管専用パイプカッター・銅管カッターTC127

ロブテックス(エビ) 製の 一般冷媒配管用・銅管専用パイプカッター・銅管カッターTC127の特徴はバリが出にくい点です。配管の切り口を見てもらうと、まるでバリ取りをリーマーで行った後のような切り口になっております。仕上がりを重視したい方にオススメのパイプカッター・銅管カッターです。

LIBRATON バリ取りバー付きパイプカッター・銅管カッター

LIBRATON製のバリ取りバー付きパイプカッター・銅管カッターの特徴はその洗練されたデザイン性です。エアコンのパイプカッター・銅管カッターとは思えないほどの格好良く、黒とグリーンのコントラストが非常に素敵です。また切断能力は6~70mmと幅広く、バリ取りバーが付いている点も大きな特長です。刃先は超硬SKD材質で製造されておりますので、バリが出にくい切れ味を実現しております。また、本体は高強度アルミ合金材質を採用されておりますので耐久性、耐食性に優れております。

EZARC 2点セット パイプカッター ベアリングチューブカッター

EZARC製のパイプカッター ベアリングチューブカッターの特長は通常サイズとコンパクトサイズの2種類のパイプカッター・銅管カッターがついている点です。使用用途に応じて通常サイズとコンパクトサイズを使い分けることができる点は素晴らしいです。また、こちらのパイプカッター・銅管カッターは銅管・アルミ管・塩ビ管・薄肉ステンレス管で利用できるマルチ対応型です。

イチネンタスコ(TASCO) マイクロチューブカッター TA560AM 50mm

イチネンタスコ(TASCO) 製のマイクロチューブカッター TA560AMの特徴は1.6インチサイズ(4cm)という非常に小さな形状です。こちらのイチネンタスコ(TASCO) 製のマイクロチューブカッターであれば作業着のポケットにも入れることが可能な程コンパクトです。また、丸刃はチタンコーティング刃とニッケルコーティング刃の2種類から選ぶことができます。

イチネンTASCO TA560AG スマートチューブカッター

イチネンTASCO製のスマートチューブカッターTA560AGの特徴は最もスタンダードなラチェット式パイプカッターのサイズ5.3インチ(13cm)で重量300gであり操作性が非常に優れている点です。イチネンTASCO製のパイプカッター・銅管カッターの操作性を支えているのは丸刃にはチタンコーティングを施さされているからです。チタンコーティングされた丸刃は銅管との摩擦を極限までに小さくしていますので抜群の切れ味を実現しております。またチタンコーティングは丸刃の腐食を抑えることが可能ですので切れ味の持続性も高いのが特長です。

WORKPRO 亜鉛合金ボディー 合金鋼ブレード パイプカッター

WORKPRO製のパイプカッター・銅管カッターの特長は亜鉛合金ボディーで合金鋼ブレードですのでエアコンの配管のみならず、真鍮管、アルミ缶、塩ビ管も切断できるマルチ対応である点です。マルチ対応のパイプカッターですので、様々な用途で利用できるのは嬉しいですよね。また替刃が1枚付いておりますので、丸刃が欠けた時には丸刃を交換できる点も評価できる点です。

エアコンのパイプカッター・銅管カッターの使い方

エアコンの取り付け設置のプロが教えるエアコンのパイプカッター・銅管カッターの正しい使い方を解説していきます。下記の4つのステップでエアコンの配管が綺麗に切断することが可能ですので是非ともご参考にしてください。

エアコンのパイプカッター・銅管カッターに配管を挟む。

まずは、切断したいエアコンの配管の位置にパイプカッター・銅管カッターで挟みます。配管をパイプカッター・銅管カッターで挟む際にはパイプカッター・銅管カッターのノブをクルクルと回すことによって配管の口径にぴったり合わせることができ、パイプカッター・銅管カッターの内側にあるローラーと丸刃で固定することが可能です。

エアコンの配管をパイプカッター・銅管カッターで固定する際の注意点は締めすぎると配管が変形して綺麗な真円の切り口にならないので、ノブを軽く占める程度で配管を固定しましょう。

パイプカッター・銅管カッターを2回転させる。

次に固定されたエアコンの配管に浅い切込みを入れるためにパイプカッター・銅管カッターを2回転だけ回してください。2回転した後にパイプカッター・銅管カッターの丸刃でできた溝が配管に薄く入っているので、この溝がダブルことなく一直線になっていることを確認しましょう。

溝がずれているとエアコンのパイプカッター・銅管カッターが配管に対して垂直にセットされていないことを意味しますので、一度カットしてから再度パイプカットをすることをオススメします。

配管が切断されるまでパイプカッター・銅管カッターを回す。

エアコンの配管の切り口の溝が一直線であることを確認できたら配管が切断されるまでパイプカッター・銅管カッターを回してください。パイプカッター・銅管カッターを回す際の注意点は一定のスピードで同じ力で焦らず回すことです。このようにパイプカッター・銅管カッターを回すことで切断面が歪んで変形することを防ぐことが可能です。

リーマーで配管内側のバリ取り

エアコンの配管がパイプカッター・銅管カッターで切断出来たら配管の内側にあるバリ取りをリーマーで行いましょう。バリ取りは行うと配管の内側の突起が取れて、手で触わると非常に滑らかな切り口になります。

おすすめのパイプカッター・銅管カッター用替刃

おすすめのエアコンのパイプカッター・銅管カッター用替刃を3点紹介したいと思います。パイプカッター・銅管カッター用の丸刃は消耗品ですので、丸刃が欠けて切れ味が悪くなってきたときは早めに新品の替刃に取り替えましょう。

新品のパイプカッター・銅管カッター用替刃を購入して古い替刃から新しい替刃に交換すると再び配管の切れ味が抜群になります。

新潟精機(SK)パイプカッター・銅管カッター用替刃

新潟精機(SK)製のパイプカッター・銅管カッター用替刃は外径が16mm、18mm、22mmの3タイプあり、非常に切れ味が抜群です。また実際に使ってみた乾燥としましては刃こぼれがしにくいので、エアコンの取り付けには非常に向いています。さらに二枚組なので万が一刃こぼれが生じた場合でも安心してパイプカットを行えるのは助かります。

スーパーツール パイプカッター・銅管カッター用替刃

スーパーツール製のパイプカッター・銅管カッター用替刃は刃径が18.7mmと23.7mmの2タイプあり、カッターホイルの材質は、特殊合金鋼で作られておりますので抜群の切れ味と高い耐久性が大きな特徴です。

実際に購入して使用してみた乾燥はカット面が非常に綺麗な仕上がりで、バリが出にくい程の切れ味で非常に重宝しております。エアコンの取り付け設置時に配管カットをする際は日常使いさせて頂いております。

KTC パイプカッター・銅管カッター用替刃

KTC製のパイプカッター・銅管カッター用替刃は切断する対象物の材質によって替刃の材質も変えて購入することができる点が大きな特長です。対応材質としましてはエアコンでも利用できる銅管以外に、鋼管・ステンレス鋼鋼管 ・樹脂管にも対応するることが可能です。

パイプカッター・銅管カッター用替刃の交換方法

エアコンのパイプカッター・銅管カッターの丸刃が欠けたり、錆びてきたら専用の替刃を購入して交換をしましょう。こちらではエアコンのラチェット式パイプカッター・銅管カッター用替刃の交換方法をご紹介したいと思います。

ラチェット式パイプカッター・銅管カッターの丸刃の位置を一番高くする。

ラチェット式パイプカッター・銅管カッターの丸刃を取り外すために丸刃の位置を一番高くして丸刃の全面が見えるように位置を調整しましょう。高さの位置の調整はラチェット式パイプカッター・銅管カッターの持ち手を回転させると高さが調整できます。

小型のプライヤー又はマイナスドライバーで丸刃の留め具を外す。

先端が細いプライヤー又はマイナスドライバーを使ってエアコンのパイプカッター・銅管カッターの丸刃の留め具を外しましょう。留め具を外した際には、再度、替刃を取り付ける際に必要ですので紛失しないようにご注意ください。

丸刃の軸を引き抜く。

パイプカッター・銅管カッターの丸刃を固定している軸を先端の細いプライヤーを使ってゆっくりと引き抜きましょう。こちらの軸も粉失しないようにしてください。

丸刃を取り外す。

パイプカッター・銅管カッターの丸刃をゆっくりとプライヤーで外してください。手で外すと丸刃の先端で指を切ってしまう恐れがありますので、手で取り外すのはオススメしません。古い丸刃はティッシュ等で包んでから燃えないゴミとして処分してください。

パイプカッター・銅管カッター用替刃を取り付ける。

パイプカッター・銅管カッター用替刃に軸を挿入して留め具でしっかりと固定すれば替刃の交換は完了です。

【実験企画】片刃vs両刃 どちらのパイプカッター・銅管カッターがバリが出ないか大実験!

パイプカッター・銅管カッターには両刃タイプと片刃タイプの2種類あるのを皆さんご存じですか!?今回はエアピカ恒例の実験企画として、エアコンの取付設置を生業としているプロの方向けに、両刃タイプと片刃タイプのどちらが綺麗な切り口になり、バリが少ないかを検証してみたいと思います。

【準備物】
エアコン用の配管 1本
・両刃タイプのラチェット式パイプカッター・銅管カッター
・片刃タイプのラチェット式パイプカッター・銅管カッター

【実験の前提】
同一条件の配管で切断面を確認しないと正確に両刃タイプと片刃タイプのラチェット式パイプカッター・銅管カッターを比較検討ができないので、配管は2本ではなく1本を使って検証をしていきます。

【実験方法】
・同一の銅管を両刃タイプと片刃タイプのラチェット式パイプカッター・銅管カッターでそれぞれ1箇所づつ切断をして切り口を比較する。

【実験結果発表】
まず両刃タイプで切断した配管の内側を覗いてみると、少し配管の淵が配管の内側に向かって反っているいることが分かります。こちらは明らかにバリが存在しました。
次に片刃タイプで切断した配管の内側を見ると、両刃タイプと比較して綺麗な切り口になっており、内側への反りがほとんど確認されませんでした。
つまり、実験結果は両刃タイプより片刃タイプのラチェット式パイプカッター・銅管カッターの方が、バリが少ないという結果になりました。

エアコンの銅管切断後のリーマーおすすめ3選

エアコンの銅管切断後は配管の内側にバリが発生しますので必ずリーマーを使ってバリ取りを行う必要性があります。こちらではエアコンの銅管切断後におすすめのリーマーを3つ紹介したいと思います。

イチネンTASCO クランクリーマー TA520CK

イチネンTASCOから発売されているクランクリーマー TA520CKはエアコンの取付設置業者の職人の中で最も利用されている人気商品です。イチネンTASCO製のリーマーの特徴はクランク型でスムーズにバリ取りを行うことができて、手が疲れにくいことです。

また、バリ取りをした後の断面は綺麗に仕上がり職人さんの間では好評を頂いております。色はブルーとブラック、製品サイズ ‎10 x 2.7 x 21.4 cm、商品重量は70 gですので非常に操作性が高いリーマーです。クランクリーマー TA520CKを利用する際の注意点はリーマーを使い終わったから必ずリーマー専用のカバーを装着しましょう。カバーを取り付けないとリーマーの先端が錆びてしまいますので、バリ取りの切れ味が悪くなってしまいます。

ヒロワールドトレード クランクリーマー 銅管削り

‎ヒロワールドトレード製のクランクリーマーの特長はクランク式でバリ取りを簡単にできることです。クルクルと回すことによってエアコンの配管の内側のバリの面取りが可能です。また、エアコンの取り付け業者なら非常に有難いバリ取り用のブレードが10本付いております。

配管をパイプカッターで切断すると内側にバリが発生し、リーマーでバリ取りをしていても細かい金属くずが残っているとエアコンの故障になりますのでバリ取り後の金属くずを除去するためにも、バリ取り用ブレードは非常に重宝致します。

dodtazz クランクリーマー ハンドリーマ

dodtazz製のクランクリーマーの特長は刃の形が三角錐の形状となっておりますので。エアコンの配管に対して必ず直角にバリ取りを行える点です。刃が三角錐の場合リーマーの角度調整を行う必要性がありません。また、dodtazz製のクランクリーマーは銅管だけでなくアルミニウム管やプラスチック管のバリ取りに対応しております。加工のムラが少なく、スムーズにリーマーを回転させることができますので、多くのエアコンの取付設置業者から愛されている商品です。