【この記事で分かること】

エアコンのリモコンに内部クリーンのスイッチがあるけど、よく使い方が分からなくて困っている・・・そんなお悩みをあなたはお持ちでしょうか?

本記事では内部クリーンの役割や仕組みを解説するだけでなく、エアコンの内部クリーンを利用しないと発生する問題エアコンの内部クリーンのメリット・デメリット内部クリーン運転の電気代【家族の状況別】内部クリーン(手動運転)の最適な頻度と時間エアコンの内部クリーンの効果を最大限に引き出す方法などを詳しく紹介しておりますので是非ともご参考にしてください。

エアコンの内部クリーンとは?

エアコンの内部クリーン機能は、冷房や除湿運転後にエアコン内部を乾燥させることで、エアコン特有の不快な臭いの元となるカビの繁殖を抑える機能です。冷房や除湿使用後はエアコン内部に結露が発生し、エアコン内部の湿度が高くカビが発生しやすい状態になっているため、可能な限り冷房や除湿使用後は内部クリーンを運転して乾燥させましょう。

冷房や除湿の運転停止後に自動で内部クリーンをしてくれる自動内部クリーン設定を事前にしておくと、つけ忘れを防止できますのでおすすめです。

エアコンの内部クリーンの仕組み

エアコンの内部クリーン運転の仕組みはまず、エアコンの「微暖房」でエアコン内部の熱交換器やドレンパンや送風ファンに熱を加えて乾燥状態にさせた後に、「送風」運転でエアコン全体に風を送り込みしっかりと乾燥させます。

【参考】日立「内部クリーンの仕組み」

【誤解】エアコンの内部クリーン機能はエアコンのカビを綺麗にするものではありません。

エアコンの多くの利用者がエアコンの内部クリーンは「既にエアコン内部に生えているカビや埃や雑菌やウィルスを綺麗に取り除いて綺麗にする」機能と誤解されていることがありますが、そのような効果は一切ありません。エアコンの内部クリーンはエアコン内部を乾燥状態させることによって、黒カビや雑菌の繁殖を防ぐ機能です。

エアコンメーカーごとにエアコンの内部クリーン機能の呼び名は異なります。

【各メーカーの内部クリーン機能の呼び名一覧】

エアコンメーカー 内部クリーン機能の呼び名
ダイキン工業 内部クリーン
パナソニック 内部クリーン運転
三菱電機 内部乾燥or内部クリーン
富士通ゼネラル 自動内部クリーンorプラズマパワークリーンor自動UV内部クリーン
シャープ 内部清浄
日立 内部クリーンor内部カビ抑制orヒートアタックor室内機内部乾燥
東芝 内部クリーンor内部乾燥orセルフクリーン

エアコン内部を乾燥させる機能のことを、一般的には「内部クリーン」と言いますが実は各メーカーごとに呼び名が異なることがお分かりいただけたかと思います。国内のエアコン主要メーカー7社で内部クリーン機能の呼び名が異なるのには本当に驚きですよね。エアコンの修理業者や洗浄業者や一消費者の立場から考えると呼び名は統一して欲しいというのが本音です(涙)

エアコンの内部クリーンの消し方

・エアコンの内部クリーン機能を止める場合は、エアコンのリモコンボタンで「停止」or[「運転/停止」ボタンを押しましょう。

【1回押しても止まらない場合】エアコンのリモコンボタンで「停止」or[「運転/停止」ボタンをもう一度押すとエアコンの室内機の右側にある内部クリーンランプが消灯してから「内部クリーン」運転は消えます。

【参考】DAIKIN「内部クリーンの中断方法」

【より詳しく解説】エアコンの内部クリーンが終わらない時の対処法【メーカー別】内部クリーンの止め方

エアコンの内部クリーンの種類

エアコンの内部クリーンには「自動運転」と「手動運転」の2種類が存在します。両方ともエアコンの内部の水分を乾燥させて、カビの繁殖を抑えてくれる点は同じですが、お客様のご自宅に赤ちゃんやご高齢者がいるかの家族構成やペットを飼っているか否かなどの状況に応じて「自動運転」と「手動運転」を使い分けることをおすすめしております。こちらではエアコンの内部クリーンの「自動運転」と「手動運転」の違いを詳しく解説しておりますので、ご確認ください。

自動運転

内部クリーンの自動運転はエアコンの冷房や除湿の運転が終了した後に自動で「送風」「暖房」「微暖房」のいずれかの設定でエアコン内部の水分を乾燥させる機能です。

手動運転

内部クリーンの手動運転は自動運転のようにエアコンの冷房や除湿の運転が終了したのちに自動で内部クリーンが稼働するのではなく、自分のタイミングで手動で内部クリーンを稼働させる機能です。

エアコンの内部クリーンの初期設定は「自動運転」

エアコンの内部クリーンの初期設定は「自動運転」となっておりますので、内部クリーンの運転を「自動運転」から「手動運転」に切り替えを行いたい場合にはリモコンで設定変更をしましょう。

(プチ情報 ダイキンの2019年以降製造のエアコンはあらかじめ内部クリーンの「自動運転」が「入」になっている。)

ダイキン工業株式会社が2019年以降に製造したエアコンは全て「内部クリーンの自動運転」があらかじめ「入」に設定されております。これは、内部クリーンをお客様に利用して貰うことによって、エアコン内部を綺麗に維持することができ快適な空調空間を提供するためと考えられます。

ご自宅に赤ちゃんや高齢者がいる場合、又はペットを飼っている場合は内部クリーンの「手動運転」がおすすめの理由

ご自宅に赤ちゃんや高齢者がいる場合、又は犬や猫や鳥などのペットを飼っている場合は内部クリーンの「自動運転」ではなく「手動運転」に設定を変更しましょう。ご自宅に赤ちゃんや高齢者は内部クリーンが動き出すと熱中症の原因に繋がり危険です。また犬や猫や鳥などのペットを飼っているご家庭はペットは人間と違って体温調節が上手にできませんので、急に内部クリーン運転で室内の気温が2~3℃上昇してしまうと、ペットも体調不良を引き起こしてしまう危険性があります。ペットを飼っているご家庭でエアコンの内部を乾燥させたい場合には、別の部屋にペットを移動させてから、内部クリーンの「手動運転」を利用するようにしましょう。

エアコンの内部クリーンを利用しないと発生する問題

エアコンの内部クリーン機能を利用しないとエアコン内部にカビが生えることから派生して様々な問題が発生します。エアコンのカビは人体に甚大な悪影響を与えるだけでなく、エアコンの本体の故障や不具合等に繋がります。下記のエアコンの内部クリーンを利用しないと発生する問題を列挙しましたので是非ともご確認ください。

エアコン内部のカビが早く繁殖する

エアコンの内部クリーンを利用しないと、ドレンパンや熱交換器や吹き出し口に水滴が付着した状態が続きカビが繁殖するスピードが早くなります。エアコンは左右、上下プラスチック製のカバーで密閉されて囲われておりますので、内部クリーンを活用してエアコン内部の水分を乾燥させないと一気にカビが生えてしまいますので注意が必要です。

エアコンのカビを吸い込み呼吸器系の疾患や体調不良になる

エアコンの内部クリーンを利用しないとエアコン内部にカビが繁殖して徐々にカビが蓄積されていきますので、エアコンの冷房や暖房を使用する度にエアコン内部のカビを吸い込んでしまい、肺真菌症などの呼吸器系の疾患を患ったり体調不良を引き起こす危険性があります。特に免疫力の低い赤ちゃんや高齢者がいらっしゃるご家庭はエアコンのカビが生えないように、内部クリーンを設定して大切なご家族の健康を守るようにしましょう。

【参考】横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック 「肺真菌症について」

エアコンのカビの危険性!カビがアルツハイマー型認知症の原因になる?

Luis Carrascoさんが発表した論文によるとアルツハイマー病患者の脳組織で真菌細胞と真菌菌糸を発見して、カビはアルツハイマー型認知症の原因になることを発表しております。実験ではアルツハイマー病患者の被験者11人中11人全員が脳からカビの高分子(タンパク質、DNAなど)を確認されており、真菌種ごとにアルツハイマー病患者の症状が異なっている可能性があると示唆しております。また、カビの胞子が脳に炎症反応を誘発し、認知機能や記憶力、学習能力の低下に繋がる可能性があると指摘しております。

内部クリーンを使わずエアコンのカビを放置しておく、脳に大きく影響を与え、老後の人生のQOLを下げる要因になりますので、エアコンの内部クリーンはしっかりと定期的に利用してカビ対策を行うようにしましょう。

【参考】Infection of Fungi and Bacteria in Brain Tissue From Elderly Persons and Patients With Alzheimer’s Disease

エアコンの風にムラが出来て、風量が弱くなる

エアコンの内部クリーンを利用しないとエアコン内部の熱交換器やフィルターの隙間にカビが生えることで、エアコン内部に風を適切に吸い込むことができず、エアコンの送風ファンを回転させても風にムラが生じて風量が弱くなることがあります。

エアコンの水漏れが発生する

エアコンの内部クリーンを利用しないとエアコン内部のドレンパンやドレンホースにカビが繁殖してしまい、ドレンパンやフィルターがカビで堰き止められて詰まりが発生してしまい、結露水を適切にドレンホースに流すことができくなりエアコンの水漏れが発生する危険性があります。

【より詳しく解説】【水漏れ解消】エアコンのドレンホース詰まりの原因と対策法

エアコンの故障や不具合の原因になる

エアコン内部にカビや汚れが溜まると、エアコン本体やモーターに負荷がかかり、エアコンの故障や不具合が発生しやすくなります。こまめに内部クリーン運転をすることでエアコンの故障や不具合を防ぎ、エアコンの寿命を長持ちさせるようにしましょう。

エアコンの内部クリーンを利用することは、一見すると電気代がかかるように感じますが、思わぬ故障の発生や急な修理の必要性が減り、長期的に見ると不要な出費を防ぐことができますので、エアコンを使用した後は内部クリーンを利用することをおすすめします。

エアコンの効きが悪くなる

エアコンの内部クリーンを利用しないとエアコンの熱交換器にカビが繁殖して、室内機と室外機の熱エネルギーの熱交換の妨げになりエアコンの効きが著しく悪くなります。エアコンの冷房を入れる際は室内機の熱交換器(アルミフィン)で室内の熱を吸収して、室外機の熱交換器から熱を放出しますので、室内機の熱交換器がカビで覆われるとエアコンは冷えにくくなってしまいます。

【より詳しく解説】エアコンが冷えない&効きが悪い!原因別の解決策7選

エアコンの電気代が高くなる

エアコンの内部クリーンを使わないと、エアコンの効きが悪くなることで無駄に電力を消費してしまいますので電気代が高くなります。

~内部クリーン自体に電気代はかかるが、トータルでは電気代が安くなるのはなぜ?~

エアコンの内部クリーンを運転すること自体は電気代が発生してしまいますが、通常の冷房や暖房を入れる際にエアコンの効きを良くすることができますので、実は内部クリーン運転で一時的に電気代を掛けても、通常運転の電気代をトータルで計算すると電気代は安くなりますので、必ず内部クリーンをつけるようにしましょう。

エアコンの内部クリーンのメリット

エアコンの内部クリーンのメリットは大きく分けて「カビの繁殖抑制」「家族の健康」「エアコン故障の予防」の3点になりますので、こちらでは分かりやく詳しく解説致しますので是非ともご確認下さい。

カビの繁殖を抑える

エアコンの内部クリーン機能を使用すると、冷房や除湿の運転終了にエアコン内部を乾燥させることができますので、カビの繁殖を抑えることが可能です。冷房を使用するとエアコン内部では結露が発生するため、エアコン使用後に1時間から2時間ほど内部クリーンを稼働させてドレンパンや熱交換器に付着した水分を乾燥させるようにしましょう。エアコン内部のカビの繁殖を抑えることで、様々な病気や体調不良を防ぐ効果も期待できますので、冷房使用後はできるだけ毎日内部クリーン機能を稼働させることが大切です。しかし難しい場合は、最低でも2~3日に1回の頻度でエアコンの内部クリーンを使ってエアコン内部を乾燥させましょう。

家族の健康を守る

冷房使用後に内部クリーン運転をしてエアコン内部を乾燥させることで、カビの繁殖を抑えることができますので、病気や体調不良を予防することが可能です。エアコンの内部に繁殖したカビを放置していると、エアコンの風で室内に舞ったカビを口や鼻から吸い込んでしまい、「咳喘息」「アレルギー性鼻炎」「夏型過敏性肺炎」「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」「水虫」など、様々な呼吸器系の疾患を患う危険性があります。また、エアコン内部で繁殖したカビは、「咳」「鼻水」「喉の痛み」「頭痛」などの体調不良を引き起こし、日常生活に支障が出てしまうほど症状がひどくなる場合もありますので、エアコンのカビを吸い込まないように対策と予防を心がけて家族の健康を守りましょう。

【より詳しく解説】エアコンのカビでどんな病気や体調不良が起きる?

エアコンの故障を防ぎ寿命が延びる

エアコンの内部クリーン機能を使うことによって、カビの繁殖を抑えることができますのでエアコンのモーターやコンプレッサーへの負荷が減りますのでエアコンの故障を防ぎ寿命が延びるメリットがあります。その他にもエアコンの内部クリーン機能はエアコンの水漏れ対策にも大きな効果がありますので、エアコンの漏電に伴う故障も防ぐことができますので非常におすすめです。

【より詳しく解説】エアコンの寿命は何年?20年?長持ちさせる効果的な方法

エアコンの内部クリーンのデメリット

エアコンの内部クリーンにはたくさんのメリットがあることをご理解頂けたかと思いますので、今度はエアコンの内部クリーンのデメリットについても分かりやすく詳しく解説を致しますので是非ともご確認ください。

電気代がかかる

エアコンの内部クリーンの設定をONにすると電気代がプラスで発生してしまうデメリットがあります。しかし、エアコンの内部クリーンを1回利用をしても、エアコンのメーカーや機種や冷暖房能力などによって多少の差が御座いますが約3~5円と非常にお安いのでおすすめです。

エアコンの電気代をが追加で発生してしまうからエアコンの内部クリーン機能を使うのを躊躇う方がいらっしゃいますが、内部クリーンを利用することでエアコンの内部を乾燥させてカビの繁殖を抑えることができ家族の健康を守ることができますので病気にかかりずらくなるメリットだけでなく、エアコンクリーニング業者へ依頼する頻度も減らすことができますので長期的な目で見ると実は経済的にお得です。

【より詳しく解説】エアコンの節電方法|賢く電気代を節約するコツを徹底解説

エアコンの乾燥中に不快な臭いがでる

エアコンの内部クリーンを運転中に不快な臭いが出るデメリットがあります。エアコンの内部には多くの黒カビや雑菌が繁殖しているだけでなく、人間の汗や皮脂汚れ、ペットの毛やダニの死骸や糞などで汚れていることが非常に多いです。これらの汚れがエアコンの結露に移り内部クリーンで水分が蒸発をするときにカビ特有の酸っぱい臭いや雑巾の半乾きのような異臭がする場合があります。

【より詳しく解説】エアコンを掃除したのに臭いのはなぜ?原因別対処法5選

【科学的根拠】エアコンの内部クリーンをつけると臭いが強くなる理由 ~温度・湿度と臭いの伝わりやすさの関係性~

エアコンの内部クリーンをつけると臭いを強く感じるのは、温度と湿度の臭いの伝わりやすさが大きく関係しています。

温度が高くなると揮発性も高くなり臭いが伝わりやすくなる

臭いの分子は温度が高くなればなるほど揮発性は高くなります。例えば、淹れたての温かいコーヒーは香りが広がりますが、時間が経って冷めてしまったコーヒーは香りが薄れてしまうように、温度が高いほど気体になった臭いの分子が周囲に拡散するため、臭いが伝わりやすくなります。

湿度が高くなると親水性が高まり臭いが伝わりやすくなる

また、臭いの分子には、水に溶けやすい「親水性」の性質もあり、空気が乾燥していると周囲に一気に拡散するため臭いを感じにくくなりますが、湿度が高くなると水蒸気の中にとどまった状態になるため臭いを感じやすくなります。

例えば、夏と冬では汗をかいたときの臭いの感じ方に違いがありますが、夏に臭いを強く感じやすいのは、湿度が高く衣服の中が蒸れやすくなり臭いも伝わりやすくなるためです。エアコンの内部クリーンをつけると送風や暖房を利用して湿気を取り除くため、室温や湿度が上昇し臭いが周囲に伝わりやすくなります。そのため冷房や暖房をつけたときよりも、臭いを強く感じやすくなるのです。

【参考】温度・湿度とにおいの伝わりやすさの関係について

内部クリーン中に気温が2~3℃暑くなる

エアコンの内部クリーンのスイッチを入れると室内が2~3℃程度暑くなるデメリットがあります。日本のエアコンメーカーによって内部クリーンの運転内容が「送風」「暖房」「微暖房」の3つに分類されていますが、多くのエアコンメーカーが「暖房」「微暖房」のいずれかを採用しているため、内部クリーンが稼働し始めると室内の温度が上昇してしまいます。

エアコンの冷房を切った後にエアコンの内部クリーンを自動モードに設定していると、いきなり温かい風が出始めるのはエアコンの内部クリーンが原因です。夏場の暑い時期に内部クリーンを設定して室内にいると熱中症などの体調不良を引き起こす危険性が御座いますので注意が必要です。

エアコンの内部クリーン運転の電気代

エアコンの内部クリーン運転の電気代は国内のエアコンメーカーの機種によって若干異なりますが、手動モードであれば1回2円~4円自動モードであれば1回3円~5円程度です。

尚、各メーカーによって内部クリーンの設定が「微弱の暖房」から「送風運転」に切り替わるパターンと「送風運転」のみで乾かすパターンの2種類が御座います。「微弱の暖房」から「送風運転」で乾かす内部クリーンは平均1.8円、「送風運転」のみで乾かす内部クリーンは平均0.6円となっております。

内部クリーンの「自動運転」より「手動運転」の方が電気代が安くてお得

内部クリーンの設定モードを「自動運転」にすると約4円ほど電気代がかかりますが「手動運転」に切り替えるだけで約3円ほどに電気代が下がりますので内部クリーンの「自動運転」より「手動運転」の方が1回当たりの金額が1円ほど安くて経済的にお得です。

【家族の状況別】内部クリーン(手動運転)の最適な頻度と時間

内部クリーン(手動運転)の最適な頻度と時間は家族の状況別で異なります。原則的には、エアコン内部に溜まった水分を毎日蒸発させて乾燥状態にさせることがカビの繁殖を抑制する観点でベストではありますが、無理に毎日内部クリーンをつけると赤ちゃんや高齢者やペットなどにも負担がかかりますので、それぞれの家族の状況別に内部クリーン運転の最適な頻度と時間をまとめましたので是非ともご参考にして頂ければ幸いです。

【原則】

エアコンの冷房又は除湿のスイッチを切った後は必ず1日1回の頻度で90分程度内部クリーンを運転させましょう。

(解説)エアコンの冷房又は除湿を利用している際中はエアコン内部の熱交換、ドレンパン、送風ファンや吹き出し口等は結露で濡れている場合が多いので、スイッチを切った際には原則1日1回の頻度で90分程度内部クリーンを稼働させて、乾燥をさせるようにしましょう。こまめにエアコンの内部クリーン運転を利用することでカビの繁殖を最も抑えることができますので非常におすすめです。

【赤ちゃん又は高齢者が自宅にいらっっしゃるご家庭の場合】

赤ちゃん又は高齢者がいらっっしゃるご家庭の場合には、2日に1回の頻度で120分程度内部クリーンを運転させましょう。

(解説)生まれたばかりの赤ちゃん又は65歳を超える高齢者がいらっっしゃるご家庭の場合には、2日に1回の頻度で120分程度内部クリーンを運転させましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは皮膚や皮下脂肪が薄く自律神経が未発達なため、体温調節機能が大人と比較して発達しておりません。また、65歳を超える高齢者は加齢により自律神経の働きが鈍くなっており、汗腺が小さくなり発汗量が減少することにより赤ちゃんと同様に体温調節機能が上手にできなくなっております。そのため生まれたばかりの赤ちゃん又は65歳を超える高齢者がいらっっしゃるご家庭の場合には、赤ちゃんや高齢者を別の部屋に移動させてから無理のない頻度で2日に1回の頻度で120分程度内部クリーンをつけるようにしてください。

【犬や猫や鳥などのペットを飼っている場合】

ご自宅に犬や猫や鳥などのペットを飼っている場合には週2回の頻度で120分程度内部クリーンを運転させましょう。

(解説)ご自宅に犬や猫や鳥などのペットを飼っている場合には、内部クリーン運転を稼働させることによって大切なペットの体調不良を懸念して毎日内部クリーン運転を稼働させることはできませんので、週2回の頻度を目安に120分程度内部クリーン運転を稼働させてください。犬や猫や鳥などのペットは人間と比較して汗腺が発達しておらず、体温調節機能が弱いのが特徴です。そのため、内部クリーン運転を稼働させると気温が上昇してしまい、熱中症のリスクが御座いますので、内部クリーンをつける場合には、ペットと外へ散歩に出かけるか、別室でペットを待機させるようにしてください。

【冷房と除湿をつけっぱなしの場合】

夏場に冷房と除湿をつけっぱなしのご家庭の場合には週1回の頻度で150分程度内部クリーンを運転させましょう。

(解説)夏場に冷房と除湿をつけっぱなしのご家庭の場合は、他の一般家庭のエアコンよりカビが生えやすいので、週1回の頻度で150分程度の内部クリーン運転を行ってください。夏場に冷房と除湿をつけっぱなしのご家庭の場合は内部クリーン運転を一度入れると冷房や除湿を同時に入れることができませんので、内部クリーン運転をする際には長めに設定をすることによって、しっかりとエアコン内部を乾燥させることでカビの繁殖を抑制することができます。

【エアピカ推奨】「内部クリーン」特有の臭いと暑さが苦手な方は外出時に内部クリーンを入れよう

「内部クリーン」運転を行うとエアコン内部からエアコン特有の不快な臭いがしたり、気温が上昇して暑さを感じ体調不良が起きやすく、どうしても内部クリーンが苦手な方は外出前に内部クリーンを手動で入れるようにしましょう。メーカーごとに内部クリーン時間は多少異なりますが、おおむね最大90分程度外出をしていれば帰宅時には内部クリーン運転が終わっており、エアコン内部は乾燥しておりますので非常におすすめです。

エアコンの内部クリーンの効果を最大限に引き出す方法

長年、エアコンクリーニング業を営んでいるエアピカだからこそ知っているエアコンの内部クリーンの効果を最大限に引き出す方法を皆さんにご紹介したいと思います。

【結論】エアコン内部の乾燥効率を上げる環境を作る!

【解説】エアコンの内部クリーンの効果を最大限に引き出すためにはズバリ!エアコン内部の乾燥効率を上げる環境を作ることが一番です!

(お客様の心の声)それってどういうことよ・・・もったいぶるな~!もっと詳しく教えろ~!!

(エアピカ編集長)皆さん、焦らないでくださいwしっかりと具体的に分かりやすく解説しますので!

実は同じメーカーで同じ機種のエアコンで全く同じ時間の内部クリーンを使ってもエアコン内部の乾燥状態が違うのを皆さんはご存じでしょうか?なぜなら、エアコンごとに乾燥効率が異なるからです。言い換えるなら、乾燥効率が高いエアコンと乾燥効率が低いエアコンがあるということです。

(お客様の心の声)マジ、それってどういうことよ・・・・(2度目)どうして乾燥効率が高いエアコンと低いエアコンがあるの?

(エアピカ編集長)乾燥効率が高いエアコンと乾燥効率が低いエアコンの決定的な差は「乾燥を妨げるホコリ」の有無です。乾燥効率の低いエアコンにはホコリがエアコンの内部に多く、ホコリが水分を吸収しており乾燥効率が悪く、乾燥が完了するまでに時間がかかります。一方、乾燥効率が高いエアコンの内部はホコリなどがなく衛生状態が非常に綺麗です。ドレンパンや熱交換器にホコリがないと、乾燥を妨げるものがないため短時間で乾燥を行うことができます。ホコリは実は非常に吸水性が高く水分を含みやすい性質を持っております。エアコンの内部クリーンの効果を最大限に引き出すためには、乾燥を邪魔するエアコン内部のホコリを日ごろから取り除いておくことが必要ということです。

エアコンの内部クリーンがない場合の対処法

エアコンの内部クリーンがない場合でもエアコン内部の水分をしっかりと乾燥させる対処法が御座いますのでご安心ください。ご自宅のエアコンに内部クリーン運転がない場合には下記の「送風運転を90分する」「設定温度30℃の冷房運転を90分する」のいずれかでエアコンの水分をしっかりと取り除いて乾燥状態にさせましょう。エアコンをしっかりと乾燥させるとカビに繁殖を抑えることができますのでおすすめですよ!

送風運転を90分する

ご自宅にエアコンの内部クリーン機能がない場合には「送風運転」で90分ほど稼働させてエアコンの水分を乾燥させるようにしましょう。エアコンの送付運転は全てのエアコンメーカーのどんな機種でもついている機能ですので、送風運転を使ってください。送風運転で90分ほど運転させた後にエアコンの内部に水気がないことを確認してから送風運転の停止ボタンを押して下さい。送風運転を90分程度運転させても、まだ水分がエアコンの中に残っている場合には追加で30分ほど送風運転を続けて完全に乾くまで待ちましょう。

設定温度30℃の冷房運転を90分する

ご自宅で使用しているエアコンに「内部クリーン機能」がない場合は、冷房や除湿運転の終了後に設定温度30℃の冷房運転を90分で稼働させるとエアコン内部を乾燥させることができます。冷房の設定温度を上げて運転することによって、内部クリーンを使用した場合と同じ程度の乾燥が期待でき、カビの繫殖を抑えることが可能になりますので、内部クリーンがない場合でもエアコン内部を綺麗に保つことが可能ですので非常におすすめです。

(危険)「暖房」で「設定温度30℃」で乾かすのはNGな理由

内部クリーン機能がない場合、「暖房」で「設定温度30℃」にして短時間で乾燥させることを推奨する業者がいますが、エアピカでは「冷房」で「設定温度30℃」をおすすめしております。なぜなら、「暖房」で「設定温度30℃」にして一気に乾かそうとすると、エアコン内部の水分が一気に蒸発し、エアコン内部にある電子基板やモーターがショートしてエアコン本体が故障してしまう危険性があるからです。また、エアコンには電気が流れていますので、電子基板やモーターに水分が触れてしまうと漏電火災を引き起こす原因にもなりかねません。エアコン内部を乾燥させるときは、「暖房の設定温度30℃で短時間」ではなく、「冷房の設定温度30℃でじっくり」乾燥させるようにしましょう。

エアコンの内部クリーンを使う際の注意点

エアコンの内部クリーン機能を正しく使えばエアコン内部のカビの繁殖を抑えて清潔で綺麗な状態を維持する効果がありますが、内部クリーン機能の使い方にはいくつかの注意点が御座いますので、詳しく分かりやすく解説していきます。

内部クリーンの運転中は冷房・暖房・除湿等の別の機能が使えない

エアコンの内部クリーンを使う際の注意点として、内部クリーンの運転中は冷房・暖房・除湿等の別の機能が使えませんので、内部クリーンを運転するタイミングに気をつけましょう。エアコンの内部クリーンには、冷房や除湿停止後に自動で運転する方法と、リモコンにある「内部クリーン」ボタンを押して手動で運転する方法がありますが、どちらの場合も外出する前や仕事に行く前などに内部クリーンを運転するようにすると、冷房・暖房・除湿等の別の機能が使えなくても気になりませんのでおすすめです。

内部クリーンを途中で止めるとエアコン内部が乾燥せずカビの繁殖を抑えれない

エアコンの内部クリーンはエアコン内部を乾燥させますが、内部クリーンを途中で止めるとエアコン内部が乾燥せずカビの繁殖を抑えることができません。冷房や除湿運転をするとエアコン内部で空気が冷やされ結露が発生するため、湿気がこもりやすくカビが繁殖しやすい状態になります。

内部クリーンは冷房や除湿の運転後に毎回行うのが理想ですが、毎回行ったとしても途中で止めてしまえば、乾燥が十分に行われないためカビの抑制の効果が薄れてしまいます。エアコン内部を十分に乾燥させるためにも、内部クリーンを行う際は途中で止めずに継続運転をしましょう。

気温が2~3℃上昇するので、熱中症の危険性がある

エアコンの内部クリーンを使うとエアコンが「暖房」又は「微暖房」の状態になりますので気温が2~3℃上昇し、熱中症の危険性がありますので注意が必要です。ご自宅に赤ちゃんやペットがいらっしゃる場合には別の部屋に移動してから内部クリーンを運転するように注意しましょう。

【エアピカ推奨】部屋の窓を開けて換気をしながら内部クリーン運転すれば熱中症を予防できます!

内部クリーン運転を行うと気温が2~3℃上昇しますので、室内の窓を閉じたままエアコンを乾燥させるのではなく、必ず部屋の窓を開けて換気をしながら内部クリーン運転をしましょう。部屋を喚起しながら内部クリーンを行うと室内の気温の上昇を抑えることができて、熱中症を予防することができます。

【より詳しく解説】エアコンで熱中症を防ぐ方法|熱中症発生の原因・メカニズムと役立つ冷感グッズ紹介

「内部クリーン運転」が酸っぱい、雑巾の半乾きなどの不快な臭いがするときの対処法

2週間に1回の頻度でエアコンのフィルター掃除をする

エアコンの内部クリーン運転を入れると酸っぱい、雑巾の半乾きなどの不快な臭いがするときは、2週間に1回の頻度でエアコンのフィルター掃除をしましょう。エアコンから出る不快な臭いはフィルターに付着したカビが原因ですので、定期的にフィルターの掃除をしてカビを取り除くことで、臭いの発生を抑えることができます。フィルターにカビが溜まった状態でエアコンをつけると、エアコンをつけるたびに不快な思いをするのはもちろん、カビを吸い込んで体調不良を引き起こす危険性もありますので、定期的にフィルター掃除をすることをおすすめします。

【より詳しく解説】エアコンのフィルター掃除法と手順|フィルターが汚れにくくなる裏技アイテム紹介

年に1回の頻度で業者にエアコンクリーニングを依頼する

エアコンから出る不快な臭いを防ぐために、年に1回の頻度で業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。プロが使用する高圧洗浄機やカビに効果があるエアコン専用の洗剤でエアコン内部に溜まったカビや汚れを徹底的に取り除くことで、臭いの元となるカビの発生を抑え、内部クリーン運転をした際の不快な臭いを防ぐことが可能です。カビや汚れが溜まった状態でエアコンをつけると室内にカビが舞って、臭いだけでなく様々な呼吸器系の病気や体調不良を引き起こす原因になりますので、定期的に業者にエアコンクリーニングを依頼して清潔なエアコンを保ちましょう。

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